気がつけば1月も半ばを過ぎ、
うちの娘の会社も3月決算期末を控えて、
忙しい年度末決算期末を迎える。
この株高で、今年も生命保険の割り戻しも進むとみられ、
日銀の保有株の含みもいかばかりか。
含みとはいっても、それは反対売買しないと利益にはならない。
とは言え、含みは国家利益ともいえるが、果たしてそれだけだろうか。
バブルが弾けたあとのわが国経済は低迷期を経て、
いま含みを享受している。
これは大きな変化だ。
国民共有の利益だ。
これまでの米国株高は、企業利益のほかに何があったか。
民主党のオバマ氏が大統領だった当時、米国はシェールオイルの開発によって、エネルギー大国に躍り出た。大量の国家利益・国民共有利益が米国の企業収益と相まって、今日の米国株価新高値を産んだ。
わが国はエネルギーの含み算出の利益ではないが、株高に伴う国家利益の含みである。これは見逃すことができない。