高齢の飼い主がペットの世話をできなくなったら | 一般社団法人(非営利)琉球わんにゃんゆいまーる

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高齢の飼い主がペットの世話をできなくなったら

―人と動物が最後まで幸せに暮らすために準備すべきこと(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

https://news.yahoo.co.jp/articles/8917bda3932ffb45a96a9e4ee1a847e6656ac5b5


以下特に気になった箇所を記事本文から抜粋↓↓↓


「母は70代の頃、寂しいから新たにチワワを飼いたいと言い出しました。当時は母とちょっと疎遠だったこともあり、本人に任せておいたんです。今思えば、母は孤独から動物に救いを求めたのかも。あの時、もっと母の気持ちを理解できていたら――。その年齢から犬を迎えても、最後まで面倒を見るのは無理だと説得するべきでした


ペットの世話は介護保険の対象外なので、原則としてヘルパーは手を出すことができない


人間の福祉と動物の福祉を両立させるには、愛護活動の当事者、人間の福祉にかかわる人、包括支援センター、行政などが一体にならないと物事が進みません。ケアマネさんやヘルパーさんがペットの問題に気づくことも多く、包括支援センターの方たちは、私たちより早く情報をつかめる。その情報をお互いに共有して、問題解決のために取り組んでいます


飼い主が高齢者の場合、犬や猫も高齢の場合が多く、なかなか譲渡に結びつかないことがあります。愛護団体は犬猫の譲渡先が見つからない場合、自分たちが飼育者にならざるを得ない。ですから、無責任に全て引き取るわけにはいかないのです」


60、70代の人から、犬や猫を譲渡してもらえないかという問い合わせもある。定年退職後、時間ができたからペットを飼いたい。犬の散歩は健康に役立つ。そういう声もある。だが、「自分はまだ元気」と思っていても、年を重ねればいつ何があるか分からない。


具体的にどのような準備をしておけばいいのか。取材に応じてくれた各所の意見をまとめると、以下のようなことが考えられる。


・飼えない状況になった場合に備えてペットを託せる人や場所を確保し、きちんと文章化しておく。


・困難が生じた際、知人やボランティア団体に相談できるか。情報をあらかじめ収集する。かかりつけの獣医師から情報を得られる場合も。


・ペットも高齢になると医療費などの費用がかかる。子どもや知人に引き取ってもらう場合、その費用も準備しておく。


・ペット信託などの制度を利用する。


年齢を重ねてから動物と暮らしたい場合は、動物保護団体と相談のうえ「預かりボランティア」という制度を利用する方法もある。譲渡先が見つかったら別れなくてはいけないかわりに、自分に何かあった場合、引き取ってもらうこともできる。


人も動物も最後まで幸せな時間を過ごすために、どのような事態が起きるかを想像し、元気なうちから準備しておくことが飼い主の責任といえるだろう。


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色々考えさせられる記事です。

飼い主さんにもしもの事があった場合、取り残された犬や猫の生きる術は、新しい家族に繋ぐ、もしくは、ボランティア(団体、個人含む)が終生飼養覚悟で引き取る。


これしかないのです。今のところ。


1件や2件なら対応も可能でしょうが、これから何十件、何百件も出てきておかしくない事案ではないかと思います。

そうなると到底、対応が難しくなるのではないかと思います。


私達にいま出来る事…。


やはり避妊去勢手術の徹底や何かがある前にどうするのか先手で考え対応する事が大切なのかなと思います。


情報を収集する為にも福祉部署との連携は必須かなと思います。