年末のご挨拶 | 一般社団法人(非営利)琉球わんにゃんゆいまーる

一般社団法人(非営利)琉球わんにゃんゆいまーる

沖縄県内3つの動物愛護団体で構成されています
・わんにゃんサポート沖縄
・TSUNAGU OKINAWA
・Smile Paws

今年も残り僅かですね。
あっというまの一年でした。

今年は任意団体から一般社団法人となり活動内容は変わりませんでしたが、より社会的責任を
持ち活動した一年でした。

今年はTNRに力をいれ、1月〜12月までで約600匹の飼い主のいない猫をさくらねこにできました。

※内ゆいまーるメンバー個人のTNRを含む

動物愛護管理センターに収容される猫は幼猫が多いため、TNRで殺処分対象になる猫も減らしていけます。

私達がTNRができるのもどうぶつ基金さんの無料不妊去勢手術チケット(行政枠、団体枠、一般枠)があるおかげです。

どうぶつ基金さんならびにどうぶつ基金さんに寄付していただいているみなさま、ありがとうございますペコ

行政や自治会とも協働で実施でき、TNRが広がってきていることを実感しています。

その一方で糞尿などによる野良猫に関わる苦情にも対応することが増えました。

野良猫でお困りの住民のみなさまもいらっしゃるので、困っている方の気持ちにも寄り添い、苦情を軽減していく方法をお話しています。

なかなかご理解いただけない場合ももちろんありますが、話をきき、そして、お話しを聞いていただくしかないかなと思っています。

苦情が減るということは、まわり巡ってお外のねこさん達が暮らしやすい地域になる事だからです。

今後は行政のみなさんにも住民への周知に力を入れていただきたいです。


沖縄市議、那覇市議のみなさまとの勉強会や、飼い主のいない猫についての対策についての請願書を沖縄県議会、沖縄市議会へも提出しました。猫が好きな人だけの問題ではなく、住民、地域の問題であり、住民間トラブルも起こっていることから、市民生活向上の為にも対策を早急に進めていただきたいです。


また、TNRや多頭飼育崩壊などで緊急に保護する猫も増えました。

ゆいまーるのメンバーや預かりボランティアさんのおかげで108匹の猫たちに新しい里親さんを見つけることができました。

ゆいまーると連携してくださる東京の団体みたか123さんの譲渡会に参加させていただいているおかげです。

沖縄県内では里親さんがなかなか見つからない為、本当に感謝しかありません。

みたか123さん、本当にありがとうございます。

看取り覚悟で保護したおーちゃんは、みなさまのご支援いただいたおかげでもう長くないと言われてから、3か月も頑張って生きてくれました。

11月にメンバーに看取られ永眠しました。
おーちゃんありがとう。

おーちゃんから入れ替わりで北谷町から負傷猫きなこを保護し、現在家猫修行中です。

まだまだ沖縄の犬や猫を取り巻く現状はよいものとは言えませんが、歩みは遅くとも
前に進んでいます。

ゆいまーるのメンバーは5名ですが、各々の団体の活動や仕事をしながらやっており、
県内すべてに対応することが難しい状況です。

力不足で申し訳ないのですが、できることを考え、できる限りを尽くしてまいります。


そして、私達の活動は私達だけではできません。

ボランティアをしてくださるみなさま、ご支援、ご協力、応援いただいてるみなさまがいるからこそです。

本当にありがとうございます。

長くなりましたが、メンバー一同、感謝でいっぱいですえーん

小さな力も集まれば大きな力になる。

小さなことの積み重ねが未来を変える。

人と動物が幸せに暮らせる沖縄県を目指し、1匹でも多く、幸せな犬や猫が増えていくように。

来年もコツコツと頑張っていきます。これからも応援どうぞよろしくお願いいたします。

みなさま良いお年を° ✧ (*´ `*) ✧ °

琉球わんにゃんゆいまーる メンバー一同
代表 はち