↓この記事のコメント返信なのですが

コメントの文字数をオーバーしてしまったので記事にします。

 

>草刈まさおさん
いや、ここからの話が大事です。
ブログ記事ですべての人に向けて語り掛けるのは
不可能です。
この草刈まさおさんからのコメントが次の段階に進む
きっかけとなります。
さすがよく分かっていらっしゃいますね。
コメントを見ればすぐにプロだとわかります。
まず、これくらいの篠竹とありますが、画像、ましてや動画で
本当の現状を伝えることは難しいです。
撮影距離、撮影レンズや解像度も大きく影響してきます。
動画で情報を共有するのは
難しいですし、危険です。

これくらいの篠竹が刈れるか?と聞かれれば
刈れる時もあるが刈れない時もあるというのが答えです。
神刈篠竹攻略のノウハウになりますが、
人差し指代の太さでも密集していれば不可、
親指大でも数本ならば可能、
また、上りでは刈れなくても、自重を利用した下りならば可、
という場合もあります。
篠竹には均一性が無いことが多く、
まず生育状態の悪い所を探し、神刈で1本トンネルを作り
強い所は、刈幅の1/3位を使用して薄く削っていく方法もあります。
それでも手に負えない篠竹は手刈りの後、
神刈の刈高を少しづつ下げていき、
地上に寝かした篠竹を複数回に分けてチップ化します。
このテクニックは4cmくらいの実生木にも適用できます。
つまり神刈はチッパーの代わりになります。

ただ私は動画のようなバックホウ装着のハンマーナイフを持っているので、
神刈で対応できなそうなところは、初めから機械の導入をします。
太い篠竹にはやはり前方ハンマーナイフタイプの草刈り機が有効ですね。
うちで言えばRobomini。
通常の造園業者で言えばHMB1100やゼノアやバロネスの
大型搭乗式ハンマーナイフが答えではないでしょうか。
ただ、そんな大きな仕事はレンタルしても十分利益が出ると思います。
神刈はフットワークも軽く、小さい現場でも有効に使えるので
日常的な実用性が非常に高いです。


しかし草刈まさおさんのおっしゃるように神刈の自重は軽いので
動画にあるような篠竹上部に蔓がらみがある時は、100%
篠竹を寝かすことが出来ません。(つまり刈れない)
これが私の言うバックホウ用草刈り機が活きるタイミングです。

あと、地上に伐採枝、切り株や不法投棄物があるときは
全く神刈の利点を活かせません。
こういった現場でもバックホウ×草刈り機は非常に有効です。

神刈のオペレーターやってみますか?
購入するなら1日現場を体感した方が良いです。
今のところ生易しい年間管理案件しかありませんが、
たまにハードな奴が来ます。