この記事を見て、

これほど大きくなくても、

成功体験を味わった方は

過去の自分と重ねてしまうのでは。

成功体験の軌跡をたどる記事です。

登場人物を自分の身の回りの人間に置き換えれば、

面白いようにピタリとはまる

全く不思議と同じようなビジネスストーリー。

 

で、この記事を書いたライターは、

「誰にあてて書いたのか」

を考えると面白いと思います。

ちょっと事業がうまく行って、昔を懐かしんでいる

自分のようなオッサンの為に書いた記事でしょうか。

 

いや。

「答」が出てるんだから

この方程式をマスターしておいて損はないよ、

とライターがスペシャル大サービスで

「ツギノジダイ」を担う人たちに向けて書いた

義務教育では決して教えてくれない、

有料級のビジネス教科書なのではないかと。

 

正直ここまですべて話してよいのか?と思いますよ。

ちょっと読んだだけで無限の可能性のあるビジネスだし、

ニーズもここ一社では賄えないほど膨大なものであると思います。

2番手3番手でもまだまだ伸びていきそうなビジネスを

こういった形で公開してもよいのか、と。

 

もちろんこう言ったニュースは、丸商さんにとってもメリットは大きいでしょう。

この記事を見た人が、入社を考えるかもしれないし、

新規クライアント獲得にももちろんメリットとして作用する。

 

ただ、起業側の人間にとっては

問題と解き方と答えが書いてある

カンニングペーパーなみたいなもんですよ。

つまりこれは非常に重要な企業情報の開示です。

逆にこの視点を持てない人は

経営脳がまだシステム化されていないのではないかと。

 

中国ビジネスがパクリで利益を上げているのを見ればわかるように、

その善悪はおいておいて、ビジネスにおいてパクリは常套手段ですし

儲かっているビジネスモデルをパクるのだから儲かりますよね。

 

実際には多方面から信頼を得るのが必要ですし、

丸商の社長にとっては自分たちに自信があって、

世間に対するある意味挑戦状のようなものと考えているのかもしれません。

「真似してみなよ」と。

 

ただ、「信頼を得るのが仕事」のプロが

この金のなる木に気が付いたらどうでしょうか。

この先、大企業ほど生み出すエネルギーと同じくらいの

副産物の処理に頭を悩ます時代が来ます。

物質的にもイメージ的にも。

数の時代ではなく、バランスの時代が必ずやってくる。

企業はそのバランスをどうやってとっていくのか。

 

大企業の副産物をどうにかするスペシャリスト。

私にはこれが次にくる特化型の成長産業だと思います。

 

と、ここまで妄想できてしまうんだから

経営脳っていうのはまったくやっかいなものですよね。

皆さんはどのような視点でこの記事を読みましたか?