はい。

ラインナップとして存在するのは重々承知の助。

 

 

 

一般ユーザーにとっては

 

 

MUX01GZをベースに

様々なアタッチメントを使用できるシステムは

魅力であり、

マキタにとっては販売戦略のひとつかもしれません。

 

ですが、特化機からは遠ざかっているという事を

理解した方が良いです。

 

言い方は悪いですが、マルチシステムは

機械に詳しくないプロ、アマチュアがカタログスペックで

喜ぶシステムであり、

実際の現場で機械のバランスを重視する(できる)人なら

初めから破綻しているシステムだと理解ができる、

もしくは買ってから気が付くはず。

 

自分も買ってから気が付いた一人です。

 

 

EN421MPを買ってみて

こりゃループハンドルで使用する機械じゃないと即断。

現場での継続使用を諦めました。(お蔵入り)

 

カタログを見て便利そうだな、と思う機械と

実際に現場で使ってみて便利だな、と感じる機械は全く別です。

今回もマキタの推奨する使い方ではなく

駐車車両の多い法面の草刈りに使用したのですが(本来畦草刈用のアタッチメント)

斜面下からループハンドルで持ち上げて使用するのは非常にきつい。

畦草刈に使用するとしてもこの重量ではU字ハンドルの方が良いのでは?

カタログスペックだけでの「便利」が生み出した

悲しい機械でした。

 

確かにアタッチメント自体はプロ仕様なんです。

かなり強固に作ってあり、耐久性も高そう。

でもこれをループハンドルで、手の力だけで振り回せと?

 

これが機械のバランスの悪さ。

スプリット本体は業務仕様、

アタッチメントもプロ仕様、

だけれどもセットアップしたら現場で使えない。

「後付け」の機械は

業務使用に向く製品バランスがとりづらいのが最大の欠点です。

バランスとは重量だけの問題ではありません。

操作のバランス、回転数のバランス、トルクのバランス、強度のバランス。

 

確かに業務用機械に耐久性は必要ですが、

耐久性って上げていくと重量が上がっていくんですよ。

やまびこエコーの考え方を最近知って思い知らされたことがあります。

 

本物の特化機は、カタログスペックだけではワクワクしない

地味な存在であることに気が付きました。

人間はマルチツールのような万能機に魅力を感じがちですが、

一つの事しかできない、一つの事しか目指さない機械は

多くの人の目に触れない。

本当はそれこそが優れた機械であるというのに、です。

 

ではマキタは特化機を作れないのか?といったら

そんなことはありません。

一般の方からは存在意義さえ否定される超重量機

MUR012GZは

 

 

世界で初めて純正シュレッダーブレードの装着を可能とした

バッテリー式草刈り機だったんですよ。

 

これはすべての弱点を消し去らずに

シュレッダーブレードに特化した、

私が欲しかった業務用の特化機そのものでした。

導入して、もちろん大きな利益を生みだしました。

 

バッテリー式草刈り機は

仕事で使えるわけがないと多くのコメントがある中で、

稼ぎを確実に生み出してきたわけです。

 

このような経験から言える事は、

稼げる機械は多くの人の称賛を得られにくい

(実際に使って運用できる人間が少ない)

マキタ的には「数を売れない」機械となってしまいます。

ではそもそもそんな商品は開発しない方が良いのか?

いや、もう一つ利益を出す方法がありますよね。

 

販売価格、利益率を上げればいいんですよ。

多くの敵を作りかねない思考ですが、

安い機械を買って安い仕事をする人間より

高い機械を買ってもそれ以上の利益を生み出そうとする人間、客層を

開拓する事がマキタにとって利益を生み出しやすい体質にする

一つの方法だと思います。

 

もちろんビギナー向けモデルも並行して販売できればなおよいですが、

そうですね、私からマキタに対して

上から目線で言わせてもらえれば

「二兎を追え」

というところでしょうか。

 

業務使用をしていると

バッテリーをバンバン買いますから、あっという間に

7桁に達しますし、

高額バッテリーは経費調整にも使えて事業投資性もある。

特化機を開発することで、お金を落としたいユーザー層の確保に繋がる事は

マキタもすでに認知されているのではないでしょうか。

 

緑地年間管理の業者はこんな道具が欲しいんです。

 

 

業務機=耐久性 が絶対という思考は捨て去るべきです。

もちろん耐久性はあるに越したことはないのですが、

割り切り、その塩梅も事業ノウハウのうちです。

 

このオリジナルセットアップした軽量特化機を使ったら

もう他の道具は使えませんよ。

 

ベースは、40Vmax最軽量機

MUR018GZ

 

 

ヘッドは

 

 

草刈りバリカン300 刃長200mm N-838

 

ややこしいですが

より業務用に特化した

 

 

草刈りバリカンプロ300 刃長200mm N-851

 

もあります。

このメーカー、ちょっと品番とか

ラインナップわかりづらい。

製品ごとに色とか変えりゃいいのに。

 

商品レビューには作業性が悪いとか重いとかありますが、

完全に素人目線のレビューです。

 

この機械の突き抜けた性能は、

飛び石、飛散防止能力にあり、

作業性や重量が上がってしまうのは割り切らざるを得ない部分なのです。

もちろんその中でも軽量に仕上げてる時点で、

耐久性を多少犠牲にしているはずです。

 

でも私の業務使用範囲内で、この軽量バリカンが壊れたことはありません。

 

使用用途は、駐車車両付近での草刈り。

地面や石に当たるような攻め方はしません。

このバリカンであれば、作業スピードは落ちますが

ネット養生の手間、人工が必要ありません。

もちろんこの辺りは経験でどのような作業が効率が良いか、利益を上げられるか

判断はしますが、

1人だけしかいない場合、この機械の価値は

その購入金額を確実に超えると思います。

安全作業は、これからさらに大きな付加価値となって行きます。

 

カルマー系と比べると非常に軽量ですので、

2グリップでも自由に振り回せますよ。

飛散防止カバーも意味がないので取り外して使用します。

 

 

 

MUR018GZの業務使用メリットですが、

軽い、サブ機として安い、スイッチ式の固定回転数だが

回転数、トルク設定値が

低速モードから実用に耐える設定になっている。

 

特にバリカンや、小径シュレッダーブレードでは

低速全開モードで使用すると電費が非常に良く、

回転数は低めで落ち着いた精密作業に向き、

トルクがあるのである程度粘り、

想定外の負荷がかかると機械を壊す前に止まる。

 

自分はもうバリカンつけっぱなしの特化機にしようと思っています。

 

ただしここでマキタに再度提案。

このセットアップ全長が長すぎるんですよね。

 

マキタには最軽量2グリップ草刈りバリカン(ショート棹)

を開発していただくか、

MUR018GZのショート棹設定を追加していただけると

社外のバリカンが非常に使いやすくなります。

 

一ユーザーの勝手な意見を言わせてもらえれば、

マキタが新開発した方が全体のバランスを考えられると思いますけどね。

 

バリカンは電池の持ちが非常に良いので、

40Vmax 2.5Ahバッテリーや4Ahバッテリーで

軽量でありながら長時間運用ができます。

 

細かい場所の草刈に特化した、ワンハンドモデルがあっても良いですね。

 

こんな感じの草刈り機。

雨天対応、40Vmax2.5Ah 草刈用のトルク

耐久性アップ など盛り込んで特化機。

(上記ミニ生垣バリカンを草刈に使ったら壊れたので)

 

仕事って、パワーや耐久性だけではないんです。

業務機こそ弱点があって当たり前です。