この件、

ユーザーとしてのレポというよりも

メーカー、販売店側にも立って

私にしかできないレポートを届けられたらと思います。

機材レポは他に優秀な方たちがたくさんいらっしゃいますので。

 

理想としては販売店さんがMUR012GZを説明するときに

まずユーザーに、

扱いを誤ると非常に危険な道具であるという事を

しっかりと伝えるべきだと思います。

 

私が思うにわざわざ高額で非常に重いMUR012GZを購入する方達ですから

通常のチップソー用途とは考えにくい。

チップソー使用に限るのであれば

トータルバランスが優れているのは

40Vmax機の方です。

あの軽さ、あのトルク、プロカスタムの自由度、

バッテリー支出を抑えるためにも

40Vmax一個挿し仕様には大きなメリットがあります。

業種にもよりますが

40Vmaxプロカスタム機で軽量エンジン刈り払い機は卒業できます。

背負い式バッテリーとの相性も良い。

 

そしてMUR012GZを購入したがるユーザーは

その多くがクラッシャー用途でしょう。

 

シュレッダーブレードクラッシャー

ナイロンコードクラッシャー

フリー刃クラッシャー

 

MUR012GZの強大なトルクと

どこまでもスムーズに回るモーターの安定した高回転は、

そのメリットの裏で

想像以上に駆動系パーツに負荷をかけ、

同時にそこら辺に落ちている石や木っ端を

簡単に武器に変えます。

 

これだけ売れたMUR012GZですが(メーカー在庫なし)

購入したユーザーはその最高スペックが生み出す

デメリット、つまり弱点や危険性を

きちんと認識できてる人たちなのでしょうか?

 

本日も仕事の現場にて、

シュレッダーブレードを止めるねじの

緩みが発生しました。

前回の現場と合わせて2回連続で

同じ現象が発生しています。

 

一回目はマキタの純正シュレッダー刃、

二回目はオレゴンのシュレッダーブレード3mm厚です。

 

オレゴンのシュレッダーブレードは、

メーカー非公認の組み合わせ、装着なので不具合があってもおかしくはありません。

ただ、純正シュレッダー刃で緩むのはまずい。

 

このような時STIHLのような対面販売必須であった場合、

比較的ユーザーに注意喚起が出来るのですが(内々にも)

今のマキタの販売スタイルでは、MUR012GZ購入者の

把握はまず不可能。

もし、メーカー側に責任が発生するような

不具合だった場合(今回がそのようなものだとは言っていないです)

メーカー不本意ながら、企業イメージを悪くしかねない

オープンでの大々的な発表となりかねません。

 

販売店経由でコソッとやるのが

業務機業界のスタンダードだと思うのですが、

マキタの現販売戦略だと

コソッと うやむやもみ消し作戦が通用しない。

 

いや、もっと根本的な問題で

マキタが業務機を販売する前に、

ライバル業務機を使いこなしている業者で

販売前のテストをしてこなかったのが大問題です。

 

私の現場なら、30分でこの不具合を

発症させられますよ(実際業務開始30分でねじが緩んだ)

 

STIHLのFS311を普段から使用している業者なら

真っ先に 刈刃押さえボルトの頼りなさを

指摘できたと思います。

 

今更感ですが。

 

マキタの道具が業務機に近づけば近づくほど、

今までの考え(販売スタイル)では歪みしか出てこなくなることが

容易に想像が出来ます。

 

でも実は

裏を返せば、

マキタが素晴らしい業務機を生み出し始めた

証であるとも言えるのです。

 

事実、MUR012GZは

日本 いや世界で唯一の

バッテリー式業務用特殊緑化機械であると

私は断言いたします。