我々 マキタ18Vバッテリーヘビーユーザーにとって

マキタの新型バッテリー規格 40Vmaxへの移行で

二の足を踏む理由が、その互換性のなさであります。

 

バッテリーとはいわば先行投資であり

ガソリンなどと違い長く使えば使えるほど得になります。

その心理を利用したビジネスがいわゆるマキタ沼というわけですが、

互換性のない新規格バッテリーとなると

18Vと違う「沼」がもう一つ生まれる事になります。

 

まだまだ、18V沼でお得感を味わいたいユーザーにとって

40Vmax沼とは、決して立ち入ってはならない秘境になるわけです。

 

私個人的にも、40Vmaxを導入したからと言って

かつての18Vシステムを捨て去る選択肢は今のところありません。

 

つまり、二兎を追う者が二兎を得られるような

秘策が必要となります。

 

私は数か月間、マキタのPDC01

 

 

を使用してきてました。

そこで思った事は、

かなり実用的なシステムだ ということです。

 

ただし今の所、メーカー的に最高の業務用セットアップは

 

 

MUR201CZとの併用となります。

 

これでは、40Vmax導入の決定打にはなりません。

あくまで扱いは、18V×2シリーズの延長線上にあるからです。

 

プロカスタムにも対応していませんでした。

 

マキタの広報では正式に発表されていませんが、

実は40Vmaxのプロカスタムが始まっています。

 

私も早速手に入れました。

 

プロカスタムとは、一部の販売店のみで行える

セミオーダーシステムです。

自分がどんな刈り払い機が必要なのかわからない

一般の方には全く意味のないシステムですが、

プロにとっては違います。

これだけでもマキタの草刈り機を選ぶ理由となり得ます。

私の思い描いていた、マキタプロフェッショナル向け販路が実に

現実になったのだと言えます。

 

ただ、ここで40Vmax機の問題が発生しました。

メーカーがPDC01との併用を認めていないのです。

どういうことかというと、

背負い式バッテリー

 

PDC1200には

オプションで 40Vmax用アダプターがあるのですが

 

 

18Vバッテリーを有効活用できる

PDC01

 

 

には、マキタ公式オプション欄に 40Vmax用アダプタ A-72241の

記載がないのです。

 

コメントいただいている方たちの中では

使用が出来ない、というような噂話がされていました。

私も、公式発表がない以上 使えないのだろうな と思っていました。

 

で本日、せっかくすべてうちに揃ってるので

動作テストを行おう。ということになりました。

 

マキタなら、使用できない場合

物理的にシステムが繋がらないようにするはずです。

 

繋がってしまいました。

 

みなさんは、この40Vmax機

18V4本使用の PDC01で稼働すると思いますか?

 

 

この組み合わせ動作が実現すれば

 

まさに、二兎を追う者が二兎を得る ということになります。

 

結果は、、

 

 

まるで専用部品のように、接続、動作することを確認しました。

 

ここに18V、40Vmax共存の可能性が生まれたことを

報告します。

 

ただし。

プロのみなさんは以下のことを忘れないでください。

 

メーカーが推奨セットとしていないのには必ず理由があります。

システムとしては繋がりましたが、実作業での動作はまだ確認しておりません。

 

そして、本来の40Vmaxプロ機としての動作、バランスは

私的には40Vmax5.0Ah装着使用が本命ではないかと思っています。

 

 

セレクトするヘッドアタッチメントによっては

リアヘビーになってしまうかもしれませんが。

 

雨が降っても軽トラに放り込んでおけるというのが

安心ですね。

 

これからいろいろ酷使して

データ取りをしていきます。お楽しみに。