木を見れば すぐどうやって伐るか? と考えてしまう サンデークライマーのニックさん

 

から送られてきた

アンコウフックウルトラライト(テスト機)のインプレ行きます。

 

持った感じ

一番初めに感じたのは軽っ

 

想像していたように軽さはメリットでした。

スローラインを通すリングの抵抗の少なさもあって

竿の全伸ばし付近まで使っても安定します。

 

しかし、物事はそうそううまくはいかないものです。

 

何かを得れば何かを失うのですよ。

 

フックが若干小さくなったのか

まず枝に全然と言っていいほど引っかからない。

引っかかったなと思っても、

何度スローライン引き上げの際フックが外れたことか。

 

見た目はそれほど変わらないのに

フルサイズアンコウフックとはまるで別ものでした。

 

そして、高額20mフィッシャーの一番の恐怖

フックが外れた瞬間にカーボンの継ぎ手がすごい音とともに

自分に向かって落ちてきます。

 

前にこれで10mフィッシャーを壊しているだけに

何もできない間、顔が真っ青になります。

 

幸い竿に致命傷を与える前に

アンコウフック ウルトラライトが壊れてくれました。

 

あのまま一日中使用していたら

非常に作業効率の悪い日となっていたと思います。

それか竿を壊したか。

このように道具とはこんな数センチの長さ

少しの角度で、仕事にならなくなるという事です。

小さなことをなめちゃいけない。

 

商品開発に関わるチャンスを与えてくれた

ニックさんにはとても感謝しています。

アンコウフックウルトラライトは革新的な商品でしたが

現状で商品化できるものではありません。

 

本来こういったやり取りは裏でやることなのかもしれませんが、

私的には情報をオープンにして開発を進めて

お互いの価値を交換していくことに意義を求めていきたいと考えています。

ニックさんへの故障報告もこのブログ記事が初となります。

 

使用者だけがわかる現状報告としては、

20m伸ばすと、どうしても竿が重量でしなり

フックの掛かりが浅い側に反ります。

言葉で伝わるかな、、、

意図的に反りをなくすことはできますが

外れる側の反りでも外れないマージンが欲しいです。

 

つまり、私が前にフックの大きさ、角度はあまり関係ないといったかもしれませんが

フックの角度と長さは超重要事項でした。すみません。

 

ちなみに通常のアンコウフックで

フックの大きさ、角度に不満を感じたことは1度もありません。

 

スローラインのループですが、抵抗がなくなったのは良いのですが

あのねじを現場でなくしてしまいそうです。

手袋を使用した状態ですと開閉が厳しいです。

軽くてカラビナみたいに開閉が出来て抵抗の少ない部品はないかなあ

やはり一番初めのやつがいいかな?

逆付けは出来ますか?開閉部の。抵抗変わんないかな?

 

写真を見ていただくとわかりますが、

この破損の原因は軽量化というよりも

接着強度の問題だと思います。

フック側に半田が残らず

綺麗にはがれてしまっています。

 

破損検証のためアンコウフックウルトラライト送らせていただくので

ニックさんメッセージのほうに住所をお願いします。

(すみません、たぶん前のメール消えてしまっているので)

 

何度も言いますが

ニックさんには感謝しています。

ウルトラライトが攻めすぎなだけで

ニックさんには何の責任もないこと、ここで念をおしておきます。

なんせ空気を読めないもので

もし気分を悪くされてしまったら、ごめんなさい。