>ゆっきさん
マキタ社員の中には、新しい流れを作りたいと
考えている方がいると私は信じています。
そうでなければ、MR200のように現場を飛び出す
オーディオ好きを驚かせるような面白いコンセプトの
商品は生まれてこなかったと考えています。
ただ、会社としては大きく変わることはないでしょう。
家電ノウハウのあったシャープとの提携関係を
新製品開発(売上)に全く活かせなかったこともそうですし、
中国生産による低コスト戦略
(会社の目指す方針がわかりますね)。
園芸用バッテリーツールの業務用販売網開拓軽視
(需要はあるのだから、あと一歩踏み込めばよいのに)
これらは、経営陣の方針によることが大きいと思います。
良くも悪くも、これがマキタの経営スタイルなのでしょう
新しい芽は早い段階で摘まれているのかな、と私は想像します。
個人の考えでは事が進まない、これが企業という生き物が
「普通に生き続けるため」のルールなのかもしれません。
 
バッテリーツールを日常的に使用していれば、
18V3Ahクラスの小型、軽量化は急務だとすぐにわかりそうなものですが、
(高容量化との差別化)
残念ながらメーカーからの答えはなく
現状逆輸入の18V2Ahが、暫定的に重宝されている現実。
痒いところに手が届いていないというのが私の印象です。
 
私の仕事において、メインバッテリーツールは
36Vでないと使い物になりません。
ただ、私の場合無理にマキタで統一するという考えは
なかったので「住み分け」という意味で、
マキタには軽量18Vバッテリーツールを期待していました。
18Vバッテリーを
使いまわすアイデアは良いのですが、メイン機が2×仕様だと
取り回し、維持管理がかなり厳しそうですよね。。
18×2 36V工具を使っていないので
(チェンソーは使っています)他人事になってしまいますが
日立工機のスマートさを見てしまうと、
このまま、というわけにはいかないでしょうね。
 
マキタや日立工機には、世の中にどんな仕事をしている人が
いるのかもっともっと知っていただきたいです。
各分野のプロに、満足できる品質の道具を提供する
自信がないのなら、
「各分野のプロに道具を開発販売しているプロ」に
バッテリーハウジング規格とバッテリーを販売するのが、答えじゃないか?
というのが私の考えです。
バッテリーハウジングの特許と
現在のバッテリーの開発ノウハウ
をビジネスにできれば
マキタと日立がひっくり返る位の大きな改革があると思っています。
ハウジングの統一化と、道具そのものの価値アップは
多くのプロが望む答えなのではないでしょうか。

という、業界の事を全く知らない素人の独り言でした。
勉強だなんて、私なんて勝手な事を言って気楽なもんです。
ゆっきさんのコメントも現場の生の声として
ひとつ勉強になりました。
そしてメーカーの方も個人個人ではみなさんそれぞれ頑張っていると思います。
 
私は誰かが無駄だと言っても
こうやってインターネット上で意見や情報を交換することが
何の意味も持たないと全く思っていません。
それは私やゆっきさんの発言が
時間を積み重ねて出てきたものだからです。
数年間使っている使用者のレビュー、報告には、私は対価さえ存在すると思っています。
ネットでただで手に入る「価値」をメーカーの人間が見逃すはずがありません。
私がメーカー側の人間なら、良い評判、悪い評判すべて拾って
次へのステップに利用します。
どんな情報にも価値は存在すると考えます。
その有益、無益、大小はともかく、とにかく記録に残すという事は
何らかの意味をもたらすきっかけになると思うんです。
 
思っているくらいなら書いてしまえというのが
このブログなんです。
(元は確か趣味のバイクブログでした。)
 
 
 
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ありがとうございます。