最初に断っておきますが

これはあくまでも個人的な実験であり、

確実な動作を保証するものではありません。

(機器故障の恐れもあります。すべて自己責任で)

 

目的は、メーカーに向けた新商品企画開発の「きっかけ」作りです。

 

ブログを読んで気分を害する方が出るかもしれません。

しかし、本音で話をしないと伝わる事も伝わらないので

素直に自分の考えていることを書きます。

 

過去小さいながらも色々な事業(と呼べないものも含め)

を起こしてきました。

私自身は何も変わらないのに、最近やっと

食べられるようになってきたのは、

決して自分が昔に比べて2倍3倍と働くようになったわけでは

ありません。

 

体は一つですし、体力的には衰え始めています。

では何が変わったのか?

 

凄く単純ですが、とても難しい事です。

なぜなら

この方法ではすべての人がハッピーになれないのですから。

 

ここ数年で何が変わったのか?

答えは、「取引先」つまりお客様です。

 

同じ仕事内容、仕事量でも取引先が変わるだけで

収益、利益が変わるんです。

取引先を

勤め先に置き換えることもできますね

 

インターネットで「高すぎる扇風機」で話題の

BALMUDA GreenFanシリーズ。

 

扇風機に2万も3万も出すなんて「あり得ない」

というのが一般的な意見。

 

 

特殊形状の羽根が生み出す風の心地よさ。

 

この普通の扇風機との違いに

「価値」を見いだせない消費者は

初めからターゲットにないのです。

一般的な消費者の意見に媚びた

総合家電メーカーからは生まれようのない製品でした。

 

低消費電力が売りであるDC扇風機はバッテリー駆動の

相性が良いので、バルミューダも純正オプションとして

バッテリーキットを用意しています。

 

バッテリー×DC扇風機 の有用性がこれだけ

認知されているにも関わらず、

 

マキタは、資本提携がなされたシャープとの関係がありながら

バッテリー式低消費電力DC扇風機を絶好のタイミングで

開発、発売をすることが出来ませんでした。

 

今発売されているマキタのバッテリー式産業扇は、

騒音、高消費電力で 用途が限られてしまいます。

 

 

確かに、ユーザーターゲットを絞ったという点では納得がいくのですが、

マキタ自身がマキタバッテリーの可能性を放棄していると

私は感じてしまうのです。

 

マキタのバッテリーシリーズ購入層は、

プロ用工具をのぞいて

家庭での汎用性を求め

災害時の活躍を期待し

アウトドア、キャンプでの使用も

もちろん想定しています。

 

もうターゲット、コンセプトが

工具のおまけではなくなってきているのです。

 

私は、家庭で日常使用できる

超急速充電バッテリー式DC扇風機を提案する上で

市販品を用い、システムを組んでみました。

(日立工機バッテリーユーザーになりました)

 

日立工機のUSBアダプタ BSL18UAは

12V出力が可能です。

 

 

 

 

変換可能なDCジャックを用い

BALMUDA GreenFan2と接続します。

 

30分超急速充電、低消費電力扇風機の出来上がり。

 

 

風量を上げていっても問題は発生しませんでしたが

 

点灯4つの最大風量+首振りは

バッテリー出力(電流)の上限を超えてしまいそうなので

テストはしませんでした。

 

この扇風機で最大で使う事は

私はまずありませんが。

 

エアコン併用の場合は最弱でも十分です。

 

最新のgreenfan japanも使用していますが

DCジャックの入り口が特殊形状の為、

汎用ジャックでは使用できません

(物理的にジャックが入らない構造)

 

私がテストに使用したのは

過去モデルの

greenfan2です。

 

作動はしますが、コードやアダプターが邪魔で

日常使う気にはなれません。

 

日本製にこだわる必要はありませんが、

工具メーカーは

低消費電力DCモーター + 工具用バッテリー

の実用扇風機の開発をお願いしたいと思います。

 

どういう客層が

どういう商品を求めているのか?

どうやったら利益を出せるのか?

 

本当に職人需要だけで自社のバッテリーシステムを

広げていくことが出来るのか?

アウトドア需要、災害需要、家庭需要はないのか?

 

価格競争に巻き込まれ

ひどい経験をした私だから感じれることがあります。

日立工機は今一度、自身の売りを確認してください。

微力ですが応援します。