結論としては、

見た目が似ているからと言って

比べるべき機種ではなかった。

 

という事で落ち着いた。

 

私の使い方では、現場にどちらか一つだけしか

持っていけない、というシチュエーションがあった場合

迷わず

 

 

マキタのMUH263を選ぶ。

もうこれは、18Vバッテリーのパワーが生み出す

万能ツールとしての勝利という答えでしかない。

 

逆にSTIHL HSA25は万能の対極。

この作業の時はこれしかない、というような

特化作業向けのツールという事が出来る。

 

脚立に上っていくつあるかわからないチャボヒバをやっつけるには

この道具が向いているのではないか

微妙な角度が付いていてどうだろう?

と思っていたけれど

上下逆さに持つ事で

色々な角度の作業に対応可能であった。

スイッチの押し方に慣れが必要ではあるが

 

さすが刃物の国ドイツ

見ても

触っても

使っても

その製品クオリティには惚れ惚れするが

パワーで戦う道具ではない。

 

HSA25の強みは

軽さと繊細な切れ味(要するに木がささくれない)

 

マキタMUH263は

比べると「たたき切る」感じ。

言葉としては荒々しいが

仕事としては頼もしい相棒となる。

 

マキタの園芸ツールは

どうもカジュアルユーザー向け設定っていうのが

納得いかないのだが、この道具は稼げる。

実際、重くてパワーのありすぎる

エンジンバリカンや

STIHLの36Vバッテリーバリカンでは

全く使えないシーンってのがあるわけで。

プロ向けだからこそ36Vではなく

18V軽量造園業向け商品開発をしてみたらどうだろうか?

 

アルスのバリカンがマキタのバッテリーで動作すれば

業界の大ヒット商品になるだろうに。。

 


意外と省電力なので

技術的には可能であると思う。

アルスが独自規格のバッテリーを開発するよりも

マキタにお金を払ったほうが、お互いの「利益」になるし

そうやって実際製品開発に成功している例がマキタにある。

 

会社と会社

人と人とがどのようにつがながって

新しい答えを出していくのか?

それを私がどうのこうのいう事でもないが

繋がるべき繋がりがある事に

両者気が付いてもらえば、と期待を込めて

この様な夢物語を今日もつらつらと書き並べるのであった。

 

 

本日はこのバリカンが活躍。

MUH263よりも刃がいい。

かたく締まったツゲにもアルスほどではないが

ぐいぐい入っていく。

そして驚くほど軽量。

 

 

仕事で使うなら生垣には少し役不足。

しかし、持って動かして

プロならすぐに使い道がわかると思う。

 

こういった道具を使って5分でも仕事に余裕が生まれれば

きっと色々有効に使えるはず。

 

日々の業務ではパワーよりも軽さが武器になるという場合もあると

マキタの製品開発部署に知っていただきたい。

 

STIHLにはない18Vシリーズはマキタの強みであるのだから。