いや、私が持っている

というわけではないんですが。

 

ただ、最近思うのは

私のような個人事業主や中小企業は

ただ効率だけを求める事よりも

非効率がもたらす「メリット」を

考える事も必要なのでは、という事。

 

物事には必ず妥協点があり、

すべてが100%の状態で

バランスが取れることはない、と思っています。

 

非効率にはマイナスイメージがありますが

もし、その中にメリットがあるとすれば

大企業には選択「すら」できない

非効率の「強み」があると思うのです。

 

そもそも

現在の日本から私に伝わってくる

「効率論」とは、すでにマイナスイメージであり、

中でもコストダウンの陰には

国内製造業の衰退、

人材育成の放棄、

個人の能力の軽視、

つまり、

乱暴に言ってしまえば

マニュアルに沿って動ける

平均的な能力とそれなりの給料で働く人間であれば

「誰でも良い」世の中になってしまったわけです。

世の中面白いもので、そのような環境を

「良し」とする方もいるので、

そう悪い時代でもないようではありますが。

 

スピード重視 = 安全軽視、リスク軽視

 

コスト重視 = 下請け、孫請け、作業員軽視

 

マニュアル重視 = 個人の能力軽視

 

私の眼にはこう映っているのでありますよ。

 

世の中には、少ないかもしれませんが

 

遅くても丁寧な仕事を好み

金額よりも人柄を選び

個人の能力を評価してくれる

 

そんなお客様もいるわけです。

私はまだまだ

その域に達してはいませんが、

 

「あなたがいてよかった」

と誰かに思われたい。

なんかそれだけです。

 

 

「ツムラのF型ハイパーがあってよかった」

 

日本人の作り出した日本人ならではの逸品を紹介します。

 

 

 

マキタのバッテリー式刈払機と相性の良いチップソーを探していて

やっとたどり着いたのがこれ

 

 

いまだにマキタのバッテリー式刈払機で

エンジンと同等のパワーと持続力を望む方がいらっしゃいますが、

草を背丈ほどまで伸ばして刈る「クセ」をもってしまった方は迷わず

エンジン式刈払機をどうぞ。

 

バッテリー式刈払機は

私のいう所の個人事業主です。

大きい仕事はパワーとスピード重視の

エンジン式のほうがかえって安く済みますよ。

 

パワーは無いけれど静かで。

飛びぬけたスペックではないけれど

低回転でもしっかり安定しながら回転して。

藪を突き進むような性格ではないけれど

ガソリンの匂いは全くしなくて。

 

そういう機械です。

 

低回転でのメリット。

 

バッテリー使用時間が数倍長く持つ

歯(チップ)に優しい

回転音が静かなので怖くない

早く刈れないというのは

逆に言うとゆっくり落ち着いて刈れるという事。

石や異物にあたっても飛散しにくい

危険なキックバックが起こりにくい。

低回転で刈れる草は種を付ける前の小さなもの。

(理論上年々草は減っていく)

 

チップソーにまで

自社の自信が!

これ、コストかかっているんですよ

タダじゃないんです。

でも、ツムラは書いた 笑

 

好きです。こういうコストのかけ方。

モノはもう、間違いないです。

劣悪な環境の公共街路樹整備で酷使しましたが

石にあたろうがコンクリにあたろうが

ひとつたりともチップが飛ぶようなことはありませんでした。

さすがに切れ味はだんだん落ちてきますが。

コストかけて又研ぎ直して使いますよ。

 

誰ですか?

ホームセンターの安いチップソーを使い捨てにしたほうが効率が良い、

なんて言っている方は。

 

確実な作業、安全な作業、無駄な廃棄物を作らない。

トータルコストで考えましょう。

ツムラのF型ハイパーなら確実に「仕事」をこなします。

 

 

仕事と言えば

今日は富士山麓でお仕事でした。

雲の向こうは富士山。

 

何よりもやりがいのある日々に感謝。