ソニー関係者には

マキタのバッテリーシステムを使用した事のある方はいませんか?


昔からソニーはリチウムイオン電池、特に急速充電性能、スタミナが

他社より数段優れていました。

業務用のビデオカメラで電池残量の心配をした事がありません。

予備を持っていっても使わなくて済むことがほとんどでした。


元々独自規格でユーザーを囲い込むビジネスが得意だったソニーが

なぜ、このバッテリーシステムの囲い込み商法に食指を伸ばさないのか?

私の考えでは、いくら中国企業が安くてそれなりの家電製品を

作ることが出来たとしても、それらを動かすバッテリーは

そう簡単には出来ないと思っています。

いや、正確に言うとバッテリーは作れますが、

信頼性の高いものが作れません。


脅威と感じていた、中国家電との価格競争ですが

商品コンセプトでユーザーを絞り込むことが出来てしまえば

頭を悩ませる必要はありません。


例えば、ガソリンエンジンはガソリンとオイルがなければ

動力として機能することはありません。

いくらエンジンが高性能でも、ガソリンとオイルが低品質だと

その能力を100パーセント発揮できないばかりか、

エンジンを壊してしまうのです。

モータースポーツを経験したことのある方なら簡単にわかる事でも、

エンジンに対して何も興味が無い一般の方には

意外と理解していただけていないエンジンの常識です。


安価な中国製オイルが家電製品のようにかまわず日本に入ってくれば

大混乱が起きる事でしょう。

品質はどうでも良く安ければいい、と考える人は必ず存在しますから。

ではなぜ混乱が起きないのか?

日本の誰かがガソリンとオイルの販売をルール化しているからです。

詳しく調べてはいませんが、これだけ市場ガソリン、オイル品質の一定化が行われているとすれば

何らかの力が動いていると考えて間違いないでしょう。

もちろんビジネスとして、多額の金銭も流れています。


ただ、私達はそれで混乱が避けられているわけですし

商品代金の中に「安全、信頼」があるのだとすれば、

消費者にとって無意味な出費では無いのです。


そこでバッテリーの話になりますが、

現在バッテリーの品質はガソリンやオイルほどルール化されておらず

すぐにゴミとなってしまうようなものも多数販売されています。

趣味で使うのなら自己責任でどうぞ、となるのですが


業務

防災

毎日使うもの


に関しては

その価格よりも、生み出す価値に比重を置くべきだと思っています。

これからバッテリーは購入価格ではなく

「耐久性、信頼性、長期保証」で選ぶ時代が必ず来ます。


長かった 「乾電池」 規格 に変わる

新しい統一された電池規格が必要な時代になったと私は考えます。


そのひとつが 「マキタ」 です。

マキタの18Vカードリッジ式バッテリー、

これはもう電池の一つの規格として「通称」になっても良いのではないでしょうか?

これは私が、もう数年前から考えていた事ですし、実際うちのデジタル環境は

ほぼマキタのバッテリーで作動可能です。

しかし、工具メーカーであるマキタでは、ラインナップに限界がありますし

株式会社 マキタ自体 が私の提案に乗ってくるような企業では無いという事が

数年間ブログをやっていて感じ取れました。(工具会社なので当たり前ですが)

資本提携したシャープにも期待したのですが、今それどころではないですね。


そこで私が目に付けたのはソニーです。

実際ビデオカメラ用のNPリチウムイオンバッテリーシリーズは

ソニー以外の機器でもソニーハウジングが搭載され

使いまわすことが出来るようになっていました。

これは公認非公認関わらず、ソニーは把握していたと思います。

いわゆる「統一規格バッテリー需要」の把握と言った意味で

ゼロ発進ではないと言う事です。


そして次世代バッテリーにおける一番大事な要素


「バッテリー保証の確保」


ソニーは最近保険でも業績を伸ばしています。そのノウハウは必ず

バッテリーの保証においても活きてきます。

メーカーは信頼できる電池を作り、保証リスクを減らす。

ユーザーは高額バッテリーが使えなくなるリスクを考え長期保証に加入する。


ガソリンやオイルのような高等ビジネスモデルが

1企業1ユーザーの間で完結するわけです。


電池規格が統一されれば

ユーザーはこれ以上邪魔なACアダプターやバッテリー充電器を

機器ごとに増やさなくて良くなります。

メーカーは魅力的な商品でバッテリーを一つでも売ってしまえば

囲い込み完了です。


ソニー関係者の皆様

是非一度マキタの18V3Ah 22分急速充電バッテリーシステムを

体験してみてください。

ソニー防災システムの核になるかもしれません。

日ごろから充電池満充電の生活スタイルを作り出しましょう。


思いがけない所に未来があります。