希望、希望と

本当にうるさい奴ですみません。


しかしこれだけの車(タイヤ)社会であるにもかかわらず、

12V(シガー)仕様の電動インフレーターに

中国製のおもちゃみたいのしかないのはなぜ?


小型 エアーコンプレッサー シガーソケット DC 12V コンプレッサー エアーポンプ 電動 .../ジャパナイス
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こういうやつです。


シガーソケットからの電流制限問題や

国内メーカーから発売できない

何か深い理由でもあるのでしょうか?


タイヤの空気圧管理というのは

一般の方が思っているよりも大変シビアなものです。

高速道路でタイヤがバーストすれば「死」がすぐそこにありますし、

乗り心地や車両の挙動、燃費もタイヤの空気圧コントロールで大きく変わります。

そしてタイヤの空気というのは、減る事はあっても

増える事はありません。


そこで必要なのが

「空気入れ」なのですが、

自転車のように簡単に入るものではありませんので

自転車用の空気入れでは

やれなくもないですが、現実的ではないのです。


家にコンプレッサーがあれば

簡単にタイヤに空気は入りますが、ほとんどの人はそんなもの持っていませんし、

持っていたとしても空気を入れられるのは自宅でだけです。

ガソリンスタンドでも同じ事。

タイヤに空気を入れたい理由は様々で、そこに必ずガソリンスタンドがあるとは

限りません。


そしてみなさん、12Vシガーソケット式 電動インフレーターを購入するわけですが

これがまたコードやらなんやらで面倒だし、

低コストで作られた製品が多く故障も多いわけで

段々と使わなくなってしまうのです(想像)


もっと積極的に空気圧管理をするにはどうしたらいいでしょうか?


考えました。


「空気圧」についてもっと世の中の人に知ってもらう。

自転車、車、バイク とにかく実体験できるイベントを行う。

体験に勝る勉強は無し。


使いたくなる道具をメーカーが作る。

ユーザーが空気圧管理をする事に喜びを持つ製品を。

残念ながら現在発売されている電動空気入れは

「我慢して」使うレベルでしかない。


コードレスにする。

とても重要だと思う。

現代人はコードが大嫌いなのです。


、、、と、このままでは夢物語を語る

痛いブロガーの独り言になっておしまいです。


3つ目のコードレスに関して

より未来をリアルに感じれる商品を手に入れたので、

将来の可能性を見据えつつ

レビューをしたいと思います。


私の愛用している

モバイルバッテリーサイズでありながら

山中でのディーゼルハイエースのバッテリー上がりから

救ってくれた救世主

V12マルチチャージャー 世界最小ジャンプスターター モバイルバッテリー 全8色 (オレンジ)/株式会社インターナル
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のオプションとして発売された

V12エアプレッサー 【DC12V小型エアーコンプレッサー】 車のタイヤの空気入れ / 自転車.../株式会社インターナル
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ジャンプスターター追加で2台購入。

常に各車両に常備しておきます。

自然放電してしまった分の充電は車でOK。

車中泊時は必ず満充電にしておきます。

去年は3回バッテリー上がりをやった。


これが新しく発売された



超小型エアーコンプレッサー


マキタの18Vバッテリーとの比較



小さいですね。

どれくらいの能力があるのでしょう?





ハイエースのタイヤで実験


2BARまで空気圧を落とし

バッテリーだけでどこまでいけるか試します。


専用バッテリーにつなげると

自動でLEDライトが点くのはいいが








暗闇でバルブを挿そうとすると


点灯側が逆を向いてしまい

全く役に立たない。

(感度の高いカメラなので明るく見えるがバルブ側は真っ暗)


このあたりが

中国クオリティ

緑のスイッチを押すと

原チャリのような

小排気量系高回転エンジンのような

決して大人しくない「騒音」が響きだす。

しばらくするとメモリは一つ減りだした


9分経過

バッテリーのメモリは2つに



空気圧の方は、、



2.8BAR


この時点でハイエースの空気圧点検で常用する様な製品ではない事がわかった。

しかしこんな小さなバッテリーで確実に空気圧を上げていく。


空気入れ本体から油のような匂いがし始め

エアホースの温度は触ると熱く感じるように。



59度。


メモリが一つになった時点で



タイヤの空気圧は



ハイエース 定積載時の空気圧 3.5BARに達した。

時間にして15分くらい。


他のメーターで読むと



もうチョイ入っている(ただしこのメーターも正確ではない)


バッテリーの為に

すっからかんになる前に実験をやめました。

ハイエースクラスになると

タイヤ一本が限度のようです。


私の目的がタイヤの空気圧調整だったので

パンク想定、空気圧0からの実験は行いませんでした。


わかったこと。


自転車なら余裕で入れられる。

が、別に手動の空気入れでもいいかな


バイクなら手動の空気入れよりもコンパクトになるので

便利かもしれない。USB電源やジャンプスターターにもなるし。

が、信頼性の点で、、、

山の中に一人ぼっちの時に、頼りにするのが中国製の空気入れ、、、

私なら不安です。

バッテリー本体のほうは1年使っていますが劣化や故障は見られません。

中国製ですが、中国製によくある粗悪なものではありません。


時間は掛かるが空気が入れられる。

保管場所もたいしたスペースが必要ないので

エマージェンシー用途として常備決定。

が、空気圧点検で常用するような製品ではない。


マキタの使いまわせるバッテリーBL1830で

乗用車タイヤ4本分の空気圧点検、補充が

「ある程度の速度」で行える製品、

あったら魅力的ではないですか?


たぶん個体を小さくすると

空気排出量は少なくなってしまうので

ある程度の大きさは必要。

それでいいと思います。

18Vのパワーで

上記超小型バッテリーインフレーターより

早く空気が入れられれば、、、


オプションでエアータンクがつけられて

エアガン(清掃用の)がつけられたら最高です。

チェンソーの整備でよく使うんです。