渚 カヲル -3ページ目

第拾六話 死に至る病、そして

特別番組『いぬのおまわりさん』を先ほどまで見ていました。



お腹に新しい生命を宿した母親が血液の癌に犯されていて


出産をすれば、母親の命が亡くなる危険性が高まると医師から宣告を受ける。



それでも、我が子を産みたいと強く思う母親と、その意志を尊重した周りの家族のお話しです。




感動しました。






もし、自分がこの立場なら何をしてやれただろう…



きっと、戸惑うばかりで何もできないだろうなぁ…


と自分の不甲斐なさがわかってしまうので、前の僕はそれから逃げて見ないようにしていました。


けど、今思えば



人としてのありかた



知らなかった自分の足りない思いやりを少し理解できたので





人生の勉強になったと思います。



大げさかもしれませんが、わからないで生きていくよりは良いと思いました。



これからは、今日みたいな


何かを知るキッカケ



を増やしていこうと思います。

第拾八話 命の選択を

目標に近づいてるきがする。


結果はまだまだ出そうにないし、10年20年先の将来はうっすらとしか考え出せないけど…


立ち止まってたころよりは確実に進んでいる。


良かった…。






本当にこれで良かったのかな…。


今の自分はこうまでしないと前に進めなかったのかな…。



他に相手を苦しませずにいる方法はなかったのかな…。





皆さんは色々な選択を考える時、何を優先させますか?

STAGE.32 真実の深淵


昨日は久々に数少ない親友ののぼると飲みに行った。


小学校からの付き合いで、唯一の親友…だと思う。


遊びの話や下ネタしか話さない仲で相談とか悩みとか話した事は一度もなかった。


けど、今回は初めてお互いの心境を話す事になった。


最初は少し恥ずかしかったが、将来の事とか色々語り合ってる内に慣れてきて、素直に自分の考えを言ったり、相手の悩みを真剣に聞けたりできた。


面倒くさがりであほみたいな彼が、思った以上に将来の事を考え始めてる事がわかった。


だから真剣に話せたんだと思う。


いつも飲んでる酒も今回は格別にうまくて、気付くとお互いふらふらになるまで飲んでた。


嬉しかった。


今までまわりに真剣な悩みや考えを聞いてくれる人が一人しかいなくて、けどその一人に聞けない事もあって…その度に一人で考えこんでしまい…正直苦しかった。


だから、とても嬉しかった。




帰り道は


千鳥足でいつものアホと下ネタの話。



いつも通りのバカ笑いが夜の道路に響きわたる。



んじゃぁ~また飲もなぁ!!


おうっ!!









こうゆう親友は一生大事にしよう。