「今度入院、手術することになったんだ。病名は甲状腺癌っていう病気なの。
でも取っちゃえば大丈夫な病気だから。だから大丈夫だから。退院してコロナ落ち着いたらまた遊んでね。何かあったらすぐ病院に行った方がいいよ。皆も無理しないでね。」


コロナ禍で会えない友達にはLINEで報告した。
“大丈夫”って言葉、100%大丈夫問題ない!なんて保証なんてないけど、心配かけたり暗い話になっちゃうのが嫌で、大丈夫と前向きに言った。

本当は不安。手術痕もきっと残る。

周りの友達は結婚したり、子供を産んだり、仕事に励んだり、側から見てとても幸せそうに見えた。
私も一生懸命勉強して大学に入って、一生懸命仕事もやってきた。普通に過ごしてきた。
なのに癌になった。
何がいけなかったんだろう。
普通に生きてきたつもりだった。
周りと自分の違いは何なんだろう。
本当はすごく悲しかった。

友達から返事がきた。
「神社にお参り行ってくる」
「強運だから絶対治るよ大丈夫。祈ってる。」
「いつでも電話して。必ず出るから。」


言うか悩んでいたけど、言って良かったとすぐに思った。
言った直後にすぐに電話をかけてくれる友達もいた。直接会った親友は一緒に泣いてくれた。
人と比べても結論は出ない。何で私が病気になったのかは分からない。

(論理的ではないけど)こうやって心配してくれる友達が周りにいてくれていることが改めて分かったし、励みになった。

癌だけでなく病気になると、どうしても周りにいうか悩むけど、私個人としては言ったほうが良いと思った。
不安な時は不安なことを周りに伝えて、周りの力を借りて病気に向き合う。
一人で自分だけで抱え込まずに、こんな時こそ周りに頼っていいと思った。

今まで頑張ってきたんだから。
これからも頑張らなくちゃいけないから。