入院一週間前、ふと携帯をみると17:00頃に知らない番号からの着信があった。

後から調べてみると入院予定の病院の再検査センターの番号だった。

気づいたころには受付時間を過ぎており、折り返しても繋がらなかった。
なんだろうと思いながらも、この日は金曜日。翌週月曜にかけることにした。

翌日土曜日。
また同じ番号から電話がかかってきた。
出ると、先生からの電話だった。
土曜にもわざわざ電話をくれるんだなー。なんだろう。

「細胞診の結果から、甲状腺乳頭癌ではなく、甲状腺髄様癌のようでした。CTを入院日ではなく、入院3日前に撮って欲しい。」

細胞診の結果は伊藤病院の前の病院で検査したが、細胞診の結果が今回手術する病院に届いたのがつい最近だったため、入院直前になって判明したようだ。

先生の話では髄様癌は、遺伝性のものとそうでないものがあるらしい。遺伝性の場合、家族含めて検査をする必要がある。
検査対象に該当するとすれば母になるとのこと。

母に何かあったらどうしよう、頭が真っ白になった。それ以上喋ると泣きそうになったので一旦堪えた。

気持ちをどうにか落ち着かせ、恐る恐る予後について確認すると、乳頭癌同様に、手術すれば現状予後は問題ないとのこと。まずは一安心できた。

前の病院では実は、細胞診からは乳頭癌で確定であるとの結果は出なかったので、不思議に思っていたがまさかセカンドオピニオンで病名が変わるとは思っていなかった。
土曜日までわざわざ電話してくださったことも含め、やはりセカンドオピニオンを受けて本当に良かったと思った。