猛暑続きの毎日ですが、この辺はあちらこちらでお祭りがたけなわです。

夜には、毎夜のようにどこかしこで花火が打ちあがります。

10日ほど前はお寺に参り、お祭りには神社にお参りします。

けれども、日本人のほとんどは「無宗教」と自認しています。

年末のクリスマスにはキリスト教も加わり、八百万の神々は大忙しです。

七福神にイエスも加えたらちょうど八で末広がりです。

終戦記念日前後は戦争や平和・非戦が叫ばれ、政府が、国がと他人事のように論じます。

いきなり、日本が真珠港を襲撃したわけではありません。

戦前は軍国主義で国は戦争一色だったといいますが、それは1945年敗戦前の数年間だけです。

日本が勝ち目のない戦争に突入したのは、1929年世界恐慌以降の昭和恐慌と、

中国をめぐってのアメリカとの市場獲得競争の結果です。

今日、日本人はアメリカのしかけたプラザ合意にも耐え、湾岸戦争で多額の米国債を買い、日本人が低賃金で稼いだ貿易黒字がでれば、対米投資・米国債購入で利益をキックバックしています。

アメリカを逆なでしないように、しかし貿易では利益を狙います。

これも戦争回避のための「不断の努力」です。

今や日本人の多くは、世界恐慌から太平洋戦争へ。

その引き金になった日中戦争や満州事変との関連も知りません。

時系列にならない、バラバラの知識です。

 

我が家のアサガオは下に向かって伸びます。

花はこんな感じで、シンプルです。

下に向いても、きれいな花を咲かせます。