世界は大航海時代以来、植民地の獲得競争が激化しました。
侵略戦争の始まりです。
島国では人口を養う土地もなく、資源も乏しい。
日本人は欧米の植民地獲得に倣い、領土を広げていきました。
ひろがった領土同士は衝突します。
世界は大戦争になりました。
しかし、その頃から世界は植民地の限界を認めていました。
植民地の維持にはお金がかかります。
植民地の人々を言いなりにするのも困難です。
戦争に負けた日本は、四方囲まれた海を、交易のよき道と考えました。
海は世界を隔てるものではなく、つなげるものと考えなおしました。
日本人は、朝鮮でも満州でも、東南アジアでも、
他人の土地を奪ってきました。
が、
奪うのではなく、交易により品々を買えばいいのだと。
貿易立国の始まりです。
文章化された憲法が与えられました。
紛争の解決に武力を用いない。
しかし、
今日、それを教えた国々が、
奪い合い殺し合いをしています。
今日は終戦記念日。
玉音放送。
それは国内向けと同時に、
さらに攻めてくる米ソなど国外向けでもあります。