世界の福祉国家日本。

とても、素晴らしい国です。

これも、優秀な政治家の指導と、卓越した行政マンである官僚のおかげです。

アメリカは賃金が高いけれども、物価も高い。日本のような国民健康保険はないけれども、風邪で医者に行くと10万はかかります。労働に対して高い賃金。社会保障は少ないけど、自分で何とかしろ、が基本です。

国税庁ホームページより

日本では、給付金・補助金・国保・年金がそろっている一方で、自ら納めないで、セイフティーネットから漏れている人たちも一定数います。

福祉制度が整う一方で、豊かさを実感できない国民。

健康な人やバリバリに働く人たちにとっては盗られ損です。セーフティーネットは通常の生活が送れる人にはなじみがありません。困った時や老後は恩恵を感じますが、そうでない人には不公平感を感じます。

さらに、消費税の他国民健康保険、年金支払いなど半分は企業の負担です。

また、

国民健康保険料の多くが薬価に費やされます。莫大な費用が、確実に製薬会社や外国企業に支払われます。

医療機関はやたら薬が処方されます。

日本人の多くが腎臓を患っています。

公共工事を請け負う企業も根拠がよくわかりません。政治家が土建会社関係だったりします。

日本に素晴らしい福祉制度があっても、それが豊かさに結びつかないのは、税金や保険料の使い道に不透明感があるから。

そのために、後ろめたさを抱えた政治家は、この国の仕組みや他国との違いを分かりやすく明確に説明できない。

一方で、財を一手に握る財務省が、予算を背景に政治権力を握る。

旧大蔵官僚出身自由民主党税制調査会長宮沢洋一氏

そこに利権が群がります。

国税庁ホームページより

充実した福祉制度、富の分配の仕組みが、国民に実感されない現実だけが残ります。

いっそのこと、煩雑な利権がらみの制度をチャラにして、賃金で一括払い、あとは自己責任にしたらどうでしょう?