多額の給付金と、補助金。それに関連する企業や団体への天下り。
健康保険への財政支出の疑問。
増大する政府の支出に対する納税者の怒り。
そして賃金上昇が追いつかない物価高。
これは日本のことではありません。
日本の会社勤めの多くは納税が天引きですが、諸外国の多くは自分で計算して納税しています。自分の収入から確実に支払っている負担感が根本的に違います。
自由で開かれたグローバル経済を目指す日本、西欧諸国。習近平さんもいつの間にか同調しています。
一方、高い関税による障壁を設けて、自国の国内産業を保護しようとするアメリカ。アメリカ国民は高い買い物となるわけですが、給付金や補助金を減らし、国内で雇用を生み出し、賃金による収入を増やそうという考えです。小さな政府で、政府の支出を減らし、その分納税額を減らすことができます。
日本は各企業が製造するたびに消費税が加算されますが、アメリカは消費者が購入する時点でだけ消費税がかかります。日本からアメリカに輸出される場合、加算された金額が日本政府から補助金として税が還付されます。アメリカからすれば、多額の補助金を出して自国製品を安く輸出している、中国と同等に受け止められている所以です。
外国からの不法移民から、また諸外国からの輸入攻勢から、自国内を護ろうというアメリカ国民の賢明な対応です。
そのような考えからすれば、ガザ紛争やウクライナへの支援は無駄となります。
『自分の責任で』
世界には200近くの国がありますが、国として体を成していない国も多数あります。それらも含めて、自己責任です。
一見クレージーとも思えるトランプさんですが、彼は実に考え深い人物です。
でたらめ、気まぐれ、わがままと思われがちなトランプさんですが、アメリカ国民の本音を代弁しているにすぎません。
本当は移民に来てほしくないスウェーデンやドイツなどヨーロッパ諸国。
『自由・平等・博愛』『民主主義』など、自分たちが培ってきたイデオロギーで苦しめられる世界。
アメリカはやはり偉大です。
トランプ流から目が離せません。
画像はヤフーニュースより