何気に普段あるものが牙をむきます。

水、火、風、土…

エネルギーを蓄え、限界点に達し、猛威を振るいます。

特に水は、空気となり、石となり、その姿を壁にように人々を襲います。

人類の生み出した熱量そのものが保存され、猛威の原動力になっています。

熱量は、二酸化炭素そのものに蓄えられているわけではありません。

二酸化炭素を減らしても温暖化は止まりません。

燃料にしろ電力にしろ、生み出された熱量そのものが問題です。

エネルギーは地球に保存されます。

経済発展と温暖化防止は二律背反です。

地球に長く住み続けたければ、GDPで人の幸福度を測る錯覚を捨てるべきです。

宮城県旧宮城町。奥武士の棚田に秋が訪れます。

今はすっかり見られなくなった稲架掛け。

現在

廃屋や耕作放棄地が目立つようになりました。

かつての村の賑わいが、嘘のようです。

このさらに奥には、平家の落人伝説が伝わります。

里山さえも、今は昔語りです。