真冬に咲かせる花。
山茶花がにぎわう季節ですが、花は春というイメージで、冬の花はあだ花か非業の栄華のように物語られそうです。
細木数子の占いでは、冬に咲く花にたとえられる『霊合星人』
咲いてはいけない時にこそ、というより、人が花を咲かせない時にしか輝けない人。
しかし、
吉が凶となる反面、凶をも吉に換え、困難期でさえ力強く生き抜ける人なんだそうですね。
吉凶ないまぜで反転できる不思議な運命の持ち主。
陰陽五行説ですべて凶の人は、最強に悪運に強い人だそうです。
民俗学では、結婚、出産、死、豊作など普段と違うことはすべて凶(きざし)で、
本来変化のないことが良しとされ、それが『吉』です。
湯川秀樹博士はノーベル賞をいただいで、それがもとで胃潰瘍になったとか。
古来、変化はよかれあしかれ、何かをもたらすこととして畏れられたんですね。
我が家のビワが満開です。
夏にはおいしい実がたくさんできそうです。