ぶどうの木の樹形をつくります。

大まかに枝葉を取り除くと、

幹と枝の伸び具合がわかります。

今夏の撚枝で、横にいい感じで育ちました。

この枝を残して、

来春、新枝を、ワイヤに沿って伸ばします。

植物は、その性質を活かすと、いろんな形に育てることができます。

もっとも、その変化は1年ごとで、根気のいる作業です。

自然にあるものに手を加えるのが農業なら、

身近な栗の木を育てていた縄文人は、立派な農耕民です。

「狩猟採集から農業へ」という時代区分は、きわめてあいまいで、

地域により、土地の高度により、時間差があります。

そこで基準として用いられたのが稲作ですが、

その北上も同様です。