年齢が「特別支給の老齢厚生年金」から「老齢厚生年金」に切り替わるので、
年金受給の手続きが必要です。
そのまま継続されるわけではないんですね。
文書がいろいろ送られてきます。
その後扶養する家族関係は変わったかどうか。
年金を受けとるか受けとらないか。
申請するための手続きとか。
文書はいろんな用語がたくさんあり、一字一句ネットで調べないとわかりません。
共済年金が厚生年金に統合されても、共済年金はそのまま引き継がれていたり、つまり厚生年金後は3階建てであったり、その共済年金を受け取る場合、「退職年金」とか「年金払い退職給付」とか「有期年金」とか「一時金」の選択があったり、
国民年金は「老齢基礎年金」のことであったり、わかれば、なんてこともない内容ですが、ストレスです。
年金受取口座が申請済みのマイナンバーポータルでの公金受取口座と同じでも、別々に申請が必要です。
それぞれの制度が、統合されずにそのまま事務継承されていて、結構複雑です。
では、
マイナポータルでは…点検してみると、
保険証の確認はOKです、
ワクチン接種の確認もOKです。
年金については…
手続きの仕方、申請書の様式、年金見込み額など丁寧に紹介されています。
が、
マイナポータルから手続きはできません。
さらに、公立学校共済組合では、教員時代の公立学校共済年金手続きは申請できますが、
民間会社に勤務していた頃の厚生年金は別に申請してください、とのこと。
年金機構といっても、年金業務は一元化されていない!
私の場合は「混在者」に分類され、面倒です。
私よりも短期にいろんな職種を経験された方は、とても厄介で、
地域が離れていたり、すでにない事業所もあるでしょう。
申請漏れで損する方も多いかも、と思います。
私立学校勤務、船員や遺族年金、障害者年金など必要な場合も別途申請が必要とあります。
年金機構は申請漏れを教えてくれません。
労働力の流動化や移転の促進が求められる昨今、今後混乱するだろうなと思います。
マイナンバー取得、保険証と一体化とか、政府は宣伝しますが、
使う側の苦労はわからないみたいです。