日の出が少し早くなりました。
朝はまだ寒いのですが、果樹の手入れも始まりました。
春になったら、植物の成長する勢いとかけっこです。
スタート前の準備は念入りです。
年々日本の農産物の輸出が増えているというニュース。
出荷額が基になっています。
食糧自給率は3通りあります。
カロリーベース、生産額ベース、生産量ベース、。
日本の食糧自給率が低い!と報じられ、教科書にも載るのが、
カロリーベースでの数字です。
中学校地理教科書より
2003年で日本は40%。
これが生産額ベースでは2009年70%。
イギリス59%、ドイツ70%、フランス83%です。
先進国中でもひけをとらない数字です。
農林水産省発表の令和元年の数字では66%ですが結構あります。
が欧米が公表している数字は生産額です。
日本は基本的にカロリーベースでの公表です。
データを比較するときはベースを統一しないと比較できません。
「日本の食糧自給率は低いんだ!」
と刷り込まれます。
日々農林水産業に従事する方々が奮闘する中、
食糧自給率が上がらないとされる日本。
その意図は何なのでしょう?