子どもの頃よく見た番組、NHK教育放送「みんなの科学」
50年も前、電気自動車の問題点を指摘していた。
電池のごみ問題。
当時、ごみがそんなに大量に出て困るようなことが起きるのかピンとこなかった。
今現在、世界中電気自動車にしなければはじき出されそうな世論。
しかし、日本国中電気自動車にしたら、国内電気総生産量が追い付かない、
電池を生産する際に発生する二酸化炭素量が多い、
集中豪雪で車が大規模立ち往生した場合、即座に電気供給できない、
そもそも、電気を生産する時に二酸化炭素を排出する。
そして、今中国では、EVで使用した電池が大量放棄され、環境問題を引き起こしている。
EV先進国ノルウェー。
実は北海油田の輸出で得た利益でEV化を図っていた。
太陽光発電が急がれたこの10年。
太陽光パネルの撤去・処分が厄介なことが次第に明らかになり、決して環境にもお財布にも優しくないことが分かってきた。
ガソリンを使わないからエコ、
という単純な発想だけではエコにはならない。
生産・流通・使用・処分を含めてのコスト。
原発は最も安いエネルギーというが、
処分費用も含めたら天文学的な費用と時間、国土喪失を伴う。
一足先んじるヨーロッパ。
先んじるがゆえの大失態も多い。
先を行くのもいいが、
一周遅れのトップランナーでもいいように思う。
その当時すでに水素エンジンが考案されていました。