こんにち、情報がいきわたり、海外のニュースは即座に入ってきます。

海外の人々は、政治や経済動向に敏感に反応します。

戦時中から日本は、勤め人から確実に税金を徴収するために、納税を事業者が行う仕組みになりました。

源泉徴収。

現在

会社勤めや公務員は給料明細書をみても、

給料が上がったか下がったか、くらいしか見ません。

どのくらい年金積み立てが天引きされているか、

組合費がどのくらいか、

教員も毎月PTA会費を払い、生徒よりも多くの給食費を払うのは見ても、

税金や国民健康保険料がどのくらい徴収され、事業者がかなりの部分を負担している実感はありません。

自分で各種税金を納付する立場になると、なぜ取られるのか、何に使われているのか急に気になりだします。

国や地方自治体の使うお金も自分が出していると思うと、公共工事や補助金・交付金も疑いの目を向けたくなります。

票目当ての政治家に向ける目も厳しくなります。

所得税を自分で直接納税する欧米。

政治に対して敏感になるのも分かる気がします。

賛否はいろいろでしょうが、消費税が意外と平等で納税方法が楽だと感じます。

中学校公民教科書

「わたしたちの生活と財政」より