1976年、ロッキード事件が発覚。

三木総理は、田中角栄と同郷の稲葉法務大臣に、政敵である田中逮捕を指示します。しかし、

三木は総理の座から引きずり降ろされ、大平内閣が誕生します。

1980年(昭和55年)自民党内の派閥争いは最高潮に達します。

衆議院選挙で田中派による稲葉おろしが始まります。稲葉の選挙区に対立候補を送り、稲葉を落選させます。

刺客の始まりです。

大平を支える田中派など自民党主流派と福田を支持する三木派らの反主流派との派閥争いは全国で繰り広げられます。

中選挙区内での自民党員同士のつぶし合いです。同年6月、大平総理は、勝負に出た衆参同日選挙真っ最中に悶死します。

極度の過労による心筋梗塞が原因です。

 

一人しか当選できなく『死に票が多い』という、小選挙区制の欠点を補う形で「小選挙区比例代表並立制」が考えられ、1994年公職選挙法が改正。1996年衆議院選挙から実施され現在に至ります。

生徒会の立会演説会。

公民で学ぶ「選挙制度」

子どもたちには生徒会が「政治」に結びつくという感覚は希薄です。

 

生徒玄関での立候補者による呼びかけ。

教科書の文面と「政治」はかけ離れています。