1970年代、日本の政治が盛り上がります。
「もはや戦後ではない」
「アメリカから学ぶものはない」
社会党から分離に成功した民主社会党を味方に
保守連合の自民党圧勝の時代です。
他派閥の資金不足の中、選挙のたびに田中派は膨れ上がります。
一方革新政党の地盤の固い本県は、社会党が競り合います。
県庁所在地で初の社会党市長が誕生します。
アメリカVS旧ソ連の代理戦争。
選挙、選挙、選挙…
貧弱なテレビ放送さらにネットもない時代、町役場に掲示される数字に、町民は歓声とどよめきの渦に包まれます。
政治が自分たちの生活を左右します。
よくも、
また 悪くも。
高かった投票率。