人事異動では、はめられることが多くありました。

異動先で必ず研究授業をする羽目になります。

学閥に入っている教員は、持ち回りや新規誘致の研究授業が、いつ来るのか校長から耳打ちされます。

程よい頃に他校に転勤します。

それを知らない私ははまり役です。それも食育や金融など、本県初の分野もあり、前例がありません。県内各地から視察も来ます。美術と社会両方の研究授業をすることもありました。

在職中一度も研究会の公開授業をしないで退職する教員もいる中、私は教科以外の総合や道徳でも頻繁に行いました。

 

しかし、おかげで授業スキルが高まり、資料作成ノウハウもたくさんでき、得意分野が増えました。

知らないこと苦手なことも1年やり遂げれば得意分野です。

研究授業には多くの視察者が押し寄せます。