四芸祭とは当時国内での国公立芸術大学の交歓会です。
毎年持ち回りで会場とします。
東京芸大で行われる時、特別編成の『金美号』が組まれます。
各駅停車の車中泊です。
夜8時金沢駅発、翌朝6時に上野駅に着きます。
自治会でも交流会がありました。
初めて見る東京芸大は上野の森の中で、うっそうとしていました。
古びた校門の脇にこれも古めかしい守衛室があり、
その向かいにこれもプレハブのような細長い建物がありました。
現在は芸大美術館になっています。
昔の建物はほぼ生協が使っていましたが、一番はじの校門に近い部屋が自治委員長の部屋でした。
訪れると乱雑にちらかった部屋に、炬燵があり委員長が寝ていました。
が、ここで生活しているとのことでした。
上には上がいるものですね。
校門前広場にパラソルが立ち並び、カフェに人々がくつろぎます。
大勢人が集まり雑然とするそばで生活する委員長。
当時私たちは金沢大学生と交流があり、金美にも生協設立を、ということで芸術大学にある生協の見学も兼ねていました。
芸大の片隅。生首⁉
彫刻作品が無造作に放置されていました。