私の祖父の甥っ子は満州建国大学で経済を教えていました。
満州は一応独立国なので、台湾のように帝大とは言いません。
旧ソ連軍が日ソ不可侵条約を破棄して満州そして北方4島に進撃してきました。
満州国にいた日本人は脱出を図ります。
進撃してきたソ連兵は軍人ではありません。
囚人兵です。
シベリア送りにされた囚人に武器を持たせて日本人狩りをさせました。
内モンゴルにいた日本人は比較的すんなりと帰国できました。
しかし、満州から引き揚げたなど人に言えません。
囚人兵に乱暴された女性が多かったからでした。
一方祖父の甥一家はそのままモスクワに連れていかれました。
生活は保護されました。
日本の大学でマルクス経済学と共産党思想を教えさせるためでした。
戦後、祖父の甥も奥さんも世間からのバッシングには無言を通しました。
他国に入り込み、自治政府をつくらせて、協定を結び、軍隊を送り、そこを拠点に支配地を拡大する。
旧日本軍も今のロシアもやり方は同じですね。
そして、中国も?