私立高校、私立大学出の私には国公立という名を聞くだけでプレッシャーを感じました。

大学出でも本質的に私の根底にあるものは中卒です。

高校の時も「センター試験受けたら?」

と同級生に言われました。

県立でも短大ならセンター試験がないということも聞きました。

でも予備校にいるとセンター試験の情報もたくさん入ってきます。

受験雑誌も豊富に出回る時代になっていました。

高校の時は5歳離れていましたが、

今度は10歳違います。

10年で世の中は大きく違っていました。

実際センター試験の勉強をして思ったこと。

学科により5教科全部受けなくてよくなっていました。

芸術系は3教科、芸大は2教科。

一度センター試験を受け国公立大学を卒業すると、

別の国公立大学を受験するときは、

再度センター試験を受けなくてよいこと、

過去問を解いていて唖然としたのは、

語群が問題文の順に並んでいることでした。

マークシートで答えるので、

いざとなったら消去法です。

問題文をよく読むと答えが分かります。

私が実際受けた教科は国英地理。

待ち時間で受けた数学は自己採点で半分できていました。

全く受験勉強せず、久々の数学でした。

答えに使う数字はほぼ「1,2,3」

たまに小数点の複雑な数字もあります。

が、基本桁数の多い答えは間違いでした。

答えは常に単純でした。

センター試験は受験生にやさしい親切設計です。

「苦手意識は人生を狭くするものだ」

私には遅すぎる発見でした。

『5教科7科目でも別に大したことない』

平日は実技の練習。

学科勉強は土日のみです。

実戦問題と過去問で効率よく勉強すると問題に強くなります。

高校時代の勉強方法がいかに無駄が多かったか、

そして情報不足だったかが悔やまれました。

無知は敵を過大評価するものですね。

雪解けが始まった鳥海山。