板絵はミニアチュールのように微細な表現が楽しめますが、

SM号超えになると全体が間延びしてしまいます。

それは私の技量の拙さなのですが。

キャンバスで大胆に大きく対象をつかむ、

これも制作には欠かせません。

細部の説明より、

自分が何を感じたのかを再発見しながら、

絵の具を置く。

これも油彩画の楽しさです。

作品は前回板で描いた場面をF4キャンバスで描いています。

晩秋の長雨に打たれた栗の木が、

冬の到来を予感させます。

私の好きな場所のひとつです。