ネットが充実した世の中です。

本の購入が激減しています。

何を調べるのも、ネットです。

が、ネットの情報は、千差万別です。

信憑性が疑わしいものも結構あります。

意外にも、私は最近読書にはまっています。

大昔、美大で借りた、「浅井忠への旅」

当時、コピーして取ってありました。

40年経って、ようやく読んでいます。

この本の作者は高橋在久さん。本の各所に地図が載っています。

グーグルマップで調べます。

グレー村で検索しても出ません。

グレー・シュール・ロワンで出ます。

グレーの橋。

そのまんまです。

グレーの塔も、

同じです。

100年以上たっても変わりません。

高校の同級生は、退職の自分へのご褒美に、ただ今ヨーロッパに旅行中です。

が、私は、バーチャルで旅します。

コピーしたページ。

幕末から明治の近代化という激動の時代。

浅井家は佐倉藩の藩士です。

江戸時代の住宅地図に藩主宅がありました。

今の歌舞伎座あたりです。

当時の老中、堀田正睦。

日米修好通商条約締結の責を問われて罷免、安政の大獄に遭います。

権力の危うさを身近にみてきた浅井は一層画業にいそしみます。

対して官軍薩摩出身の黒田清輝は派閥の領袖として官展を率います。

古本をアマゾンで検索したら見つけました!

取次店はもったいない本舗。

すぐに届きました。

40年ぶりの再会。

コピーの方はまもなく読み終わるのですが、

何度も見るつもりです。

佐倉市将監にあるという「浅井忠旧居跡」の石碑が見たいです。

ここなら行けそうです。