早川保(1936~)は慶大経済学部在学中の56年劇団現代座へ入って初舞台を踏む。
59年大学卒業。翌年俳優小劇場に入り、新劇俳優としての実力を養う。
映画は主に松竹作品に出演。「暗殺」(64)では清河八郎(丹波哲郎)を慕う勤王の志士役、若手ながら演技派俳優の力量を示した。
明朗で知的な雰囲気のキャラクターを持ち味としているが、テレビでは時代劇、刑事ドラマで活躍。前者は専ら悪役(大名、旗本、家老、商人といった大物クラス。弱者をいたぶり虐げる役柄が多かった)後者はエリート刑事(「俺たちの勲章」など)や検察官に扮することが多い。
大名、
旗本、
家老、
右は文学座の加藤和夫、
商人、
深作欣二監督夫人の中原早苗と(素顔はナイーブでチャーミングな女性)
気さくな性格で親しまれた美人女優の岡江久美子を・・・
「あぁ~」
「ん!?」
「ああっ!?」
あなたならどうする
逃げる
左から2人目今井健二、右端は竜川剛。
実力派の二枚目俳優として隠れた人気のある久富惟晴と、