田口計 | 松平蘭之助令和日記

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映画、テレビ、歴史、音楽、酒、食、おっと艶っぽい話を忘れてはいけないぜ。


田口計(1933~)は東大文学部英文学科在学中に「愛すればこそ」(55)で、映画初出演。卒業後は知的センスを生かした役柄で、映画、テレビ、舞台に活躍するが、後に時代劇、刑事ドラマにおいて多くの悪役をこなす。

左は佐藤京一。


東映作品では、内田朝雄と共に汚職を働く貿易公団職員役に扮した「実録私設銀座警察」(73)や、鷲津玄竜という凄い名前の総会屋を演じた「日本の首領・野望篇」(77)が強く印象に残る。


田口氏はシャンソンを得意としており、他にも料理🍲やカメラ📷など多彩な趣味を持つ。


田口氏の性格は温厚そのもの。穏やかな語り口はテレビ東京の旅番組で、ご存じの方も多いのでは。


田口氏の高い知性に支えられた表現力によるリアル感満点の悪役芝居に、狂気すら感じられ、観る者に恐怖を与える((( ;゚Д゚)))

2018年ガンで亡くなった仁和令子と。

浅香春彦と。

内田勝正と。

伊東達広と。

刑事役の多かった木村栄と。


知性に潜む狂気の世界。







悪役は小判を好む😁




時にはふてぶてしく・・・







笑みにご注意⚠




口封じは自らの手で(`´)
右から工藤堅太郎、出水憲司。


「汚ねぇ・・・」

驚き👀‼







悪あがき(`□´)




田口氏の左は早川研吉、小峰隆司の顔も見える。










胸の透く一瞬。





盟友川合伸旺との悪役コンビは有名。