催眠術好き・・・とは?
催眠術に興味がある?なら
わかるが
好き?とは・・・
「好き・・ではないけど興味はあります・・」
意味の分からない質問を無難に濁した。
この時代、テレビで催眠術の番組は多かった。
だが、騙されやすい子供でも
芸能人が催眠術をかけられているフリは
なんとなくわかった。
「おばさんは催眠術すきよ」
俺に好きか?と聞いたんじゃなくて
自分が好きだ!とつぶやいたのか・・
まぎらわしい・・
「へー・・催眠術おもしろいですね・・」
意味の分からない告白を無難に濁した。
沈黙&沈黙
俺は畳に落とした雨宮のパンティー
を机の下の方に蹴って
おばさんの視界から消した。
「おばさんねー 催眠術できるのよ・・」
はっ? え? なにそれ?
「テレビでやっているのを見て興味がわいちゃって
そこの本を買ってきて勉強したのね
そしたらね・・できちゃった!」
超能力や催眠術は子供の大好物で
テレビで催眠術をやると
次の日はクラスで催眠術のかけあいが始まるが
できないとわかってやる茶番でしかなかった。
超能力より催眠術の方がインチキ臭かった。
知らないおばさんの
催眠術ができるとの告白・・
「キケンデス ニゲテクダサイ」
俺のシックスセンスが激しく反応した。
「雪に催眠術かけたのね、そしたらかかっちゃった」
はっ? え? なにそれ?
「雪はねー 勉強ばかりで恋愛もせずに
過ごしてきたのね・・おばさん可哀そうになっちゃって
淫乱女になるように催眠術かけたらかかっちゃって・・」
グルグルグルグル
めぐるめく思考
「この家ね、見たまんま古くて壁も薄いんだけど
催眠術をかけた夜ね、あの子、部屋でオナニー
してるのよ、イキまくって絶叫してるのよ
おばさん雪の部屋を覗いたら、オナニーしてるのね
指で・・・」
おばさんが指を俺の前で
カクカク動かした。
「おばさん うれしくて、興奮して
雪の部屋の前でオナニーしちゃった!」
なんだ なんだ なんだ
グルグルグルグル
思考が追いつかない・・
「催眠術をかけた次の日ね
汚らしい男の人を家に連れてきたのね
ものすごく体臭がくさくて、間違いなく
駅で寝ている人なのね」
ゴクリ・・
俺の半ズボンは
膨張した肉棒でパンパンになった。
「だれ?その人?て雪に聞いたら
汚い男の人の手を引っ張って無言で
自分の部屋に上がっていったの・・」
「おばさん、雪が男の人を初めて家に連れてきた
嬉しさと怖さで、ドアの隙間から覗いたの
そしたらキスしてるのよ・・あの処女の雪が・・」
「激しいキスだった・・あんなキス初めて見た・・
汚い男の人は久しぶりのキスだったのか
雪の乳房を揉みながら雪の粘液を吸い取っていた・・」
「雪の下唇を何度も引っ張っていた・・」
「雪は服を脱がされて乱暴にベットに倒されて・・
まだ準備のできていない密壺に汚らしく反り返っている
肉棒を押し込まれていた・・」
「家じゅうに響いた・・雪の絶叫が・・
雪が女になった・・そんな気がした・・」
「おばさん、やっと雪が処女を捨てられたんだって
安心して自分の部屋に戻ったの」
「あの二人、SEXをしたり、風呂に行ったりを
何度か繰り返していたようで、しばらく聞いていたけど
おばさん飽きちゃって途中で寝ちゃったの」
「朝、静かなんで、気になって雪の部屋を覗いたら
動物がいるような臭い部屋で雪が裸で寝ていたの」
「汚らしい男の人はいなかった・・
怖くなって雪に聞いたの・・避妊したの?って・・」
「無言だったけど畳にはいくつも
精液が入ったコンドームが落ちていた・・」
「おばさん、雪はちゃんとしてるなって
うれしくなっちゃった!さすが私の娘、雪ってね!」
「なんかさー 淫乱になっているのに理性が働いていて
最後の一線を守る感じで・・快楽と理性のはざま
すごく、いいのよねー」
「それからも、知らない汚い男の人を何人も
家に連れてきてSEXしてたけど、ちゃんと避妊してるの
あの子・・」
「あはっははっははは・・」
なんて・・話だ・・
俺はここで殺されるのか・・
やはり雨宮の母親も狂人だった。
聞いているフリをしながら
逃走経路を探した・・
しかし、この話が本当なら
あの雨宮のSEXの強要も納得できる・・
ボディータッチが多い教師だったが
小学5年生の教え子とのSEXの強要は考えられない・・
本当に母親に催眠術をかけられていたのか・・?
それなら雨宮の奇行も納得ができるが・・
しかし・・催眠術なんてインチキだろ
しかも、おばさんは女・・催眠術師は
男と決まっている。
性別にどんな関係があるのかわからないが
女の催眠術師は聞いたことがない・・
「催眠術・・・してみる・・」
おばさんが小声でつぶやいた・・