さて、そんなこんなで40代の後半には糖尿病になっていた。
最初の10年間は軽いもので、自覚症状もなんもなし。
その2005~2015年あたりはHbA1c6~7程度。
治ればいいな、という気持ちはあったが、深くは考えなかった。
社畜は余った時間で生活に必要な最低限の時間を過ごしたり、趣味に費やすもの。
自覚症状もない病気に本気で取り組むなんてやってられまへん。
みんな似たようなもんだろう→勝手に決めんな
話は変わるが、2007年ごろから私は右膝が悪く、整形外科に通っていた。
多くの医者は、私に趣味のテニスを止めるように言っていた。
2009~2012年、それでほとんどテニスは休んでいたのだが、11年の末か
12年の初め、当時のとある整形外科でのこと。
私の食後血糖値が200を超えるという話をした時、先生は
「東郷さん、またテニスやったらどうですか!?」
「え!でも膝のためにはテニスは良くないんでしょ?」
「それもそうやけど、体全体のこと考えたら、やった方がええと思いますわ」
この時、いい医者に巡り合って本当によかった。後の人生がまるで違った。
医者は普通、自分の診療科の事だけで物を言うし、そこで事態が悪化しないことや、
責任を問われないことを優先する。
総合的に物事を考える。
当たり前のことだけど、この時私は大事な事を教わっていた。・・・はずなんだけどな。
しかし、情報弱者な私は、その後も同じようなことを繰り返してしまうのである。
こりんやっちゃ(笑)