としのブログ

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ギルスコットヘロンのウインターインアメリカというアルバムを聴いている時、強烈に物悲しい気持ちになり胸が苦しくなる。なぜなのかとずっと疑問に思っていた。幼少期を思い出すのだが、それ以上深く分かることはなかった。

それが今日わかった気がする。一つの情景を思い出す。それはまだ小学校に上がるか上がらないかの自分が夜父親の隣で寝ていて、ふと目を覚ましてしまう。母親の布団は空で、まだ下の階でテレビでも観ているらしい。父親は俺に宮沢賢治などを読みきかせて、俺が先に眠るとじきに寝る。父親は早寝早起きだった。多分22時くらいに俺はふと目を覚ましてしまう。部屋の気温が寝苦しいのか、少し体調が悪いのかもしれない。隣の父親は少しいびきをかいて熟睡している。部屋は暗く、外からは遠く電車が陸橋を渡るゴトゴトいう音が聞こえる。その時感じる妙な孤独。自分が変な夜の隙間に挟まって身動き取れなくなった様な、隣に父親はいて、その体温も感じるのに遥か遠くへ行ってしまった様な孤独。ハッとして目が冴えてなぜか泣きそうになったあの時を思い出させる音楽だからだ。もはや忘れかけている気持ちだが、強烈に子供心に感じたものを呼び起こす音楽。あの夜の雰囲気に似た音楽。それで、ウインターインアメリカを聴くたびになんとも言えない感情になってしまうのだろう。ちなみに感情って何種類あるのだろう。出来るだけ多くの感情を味わってみたいと今日は思っている。

記録として。季節が変わりつつある。長い夏が終わり朝夕に肌寒さを感じるようになってきた。そして日も短い。なんとなく暗いムード。秋にはあまり良い事がない。でも過ごしやすいのは確か。エアコンつけなくて良いのは楽だね。四季がある事で過酷にもなるが、それ故に生を実感できるのかもしれない。そしてある種の諦めも。それが日本的無常感に繋がると言ったら飛躍しすぎだろうか。今現在、BTSのVのソロEPをよく聴いていることは書き残しておこう。記録として。このメロウな曲群が、よりこの季節にぴったりハマる。空想を喚起して、忘れかけていた記憶を甦らせる。といって、10分後には今日の晩飯のことを考えているのだが。冬になればまたNewjeansのdittoがヤバいくらいハマるのでそれは楽しみ。とりあえず3連休なので何かしたい。

台湾に行ってきた。昨日帰ってきた。まだ色々覚えているうちに記録として


古いビルやマンションがたくさん残っている。これは逆に近未来的というか。外壁洗浄の習慣はないのかと思うほど汚れている建物が多い。崩れそうなほど古い建物もままある。地震がない国なのかと思って調べたらそんなこともなかった。しかし、その汚れた古いマンションに意外と植物は沢山置かれていたり、普通に楽しく生活してる感はあって、スラム感はない。実際のところはわからないが。これだけ古くなっても全然生活出来るじゃんと思った。やはり日本人は綺麗好き。


ゴキブリが多い。やはり南国だし。夜市のところの地下飲食街に行ったんだけど、ゴキブリ出そうだねーと話してたらやっぱり出た。友達はテンション下がりまくり。でも、そりゃそうだよなとも思う。大量の飲食店があればね。


カメラのシャッター音がしない。iPhoneは勝手に現地時間に切り替えてくれるんだが、シャッター音も無くなった。台湾はシャッター音しないと思われる。逆に日本はシャッター音なんて邪魔なものが必須な意味がわからない。故宮博物館は写真撮影OKであったが、シャッター音が無いので別にウザくはなかった。日本の美術館博物館で撮影ダメなのはシャッター音のせいもあるよねと思った。


雨に打たれたのは悪くは無い出来事だった。3日いたけど一度だけ雨に打たれた。ホテルの場所が分からず、途方に暮れていた時に降られたので絶望したが、今思うとやはり南国の雨は緑に映えて美しかった。


飯、油多め、味濃いめ。美味いんだが胃もたれ少ししたし、飽きが来る味でもある。


結局タクシー乗る。我ら社会人旅行なのでバスの行列にならばず、タクシー使いがちだったりする。体力のないおじさん。1日25000歩位歩いたので仕方ないか。


英語喋りたい。英語さえ話せれば楽に話ができる。じゃないと何を言ってるか全くわからん。


松山空港着陸時、すごい。付近に住んでる人怖くないの?ってくらいスレスレを飛んでいく。着陸した時一部客から拍手が起きた。


結論。台北しか行ってないが、街並みがやはり素敵だった。やがて東京のような綺麗な街並みになっていくのだろうか。現にホテルの周りは綺麗なビルが多かった。そうなると日本にいるようで面白味はない。でもあと何十年かは変わらない気もする。それくらい古い建物が多い。その混じり具合が素敵なのだ。

本日六月十七日。梅雨の合間の快晴。

最高気温は三十一度。

わたしは夏を感じました。土曜の午前十一時。自宅を出るとその熱気はゼロ点五秒で夏というワードを弾き出しました。むん、としてました。

今日それを感じました。

用事を済ませて帰ってくると長椅子に横たわりクレイジーケンバンドの777を聴きました。サウンドが夏。海に行きたい。ギリ扇風機で乗り切れそうな自室の大半は日影。美味しいバインミーが腹の中で消化されていきます。

昼間は読書か昼寝でもして、夜になったら映画でも行こうかなと。良い気分の休日でした。

まあ達成される事ほぼないけど年の初めに目標を立ててみたりする。

未読本を出来るだけなくす

これが2023の目標。

去年100冊位読んでるので、それを未読本に集中させれば可能かも知れぬ。だが、それは新たに本を買えないと言うことであり、買うことも楽しみの俺にしたら辛いかも。

まあ、とりあえず未読本を減らしていきますよ


ちなみに去年のベストは藤沢周平の長門守の陰謀かな。表題作はまあまあで他が良い。

夏も終わりに近づいている

朝夜肌寒い。少し寂しい気持ちになりつつある季節。夏といえばゲームだ。一般的には海とか花火とかかもしれないが、俺はゲームを推したい。子供時代を思い返してもよくゲームをしていた我々世代。なんとなく寂しい気持ちが生じたら、窓を開けてゲームをしよう。すると夕方の涼しい風がカーテンを揺らす。そんな部屋でゲームをやっている。五時のチャイムが鳴る。日曜日が終わる。

今年の夏はまだ稼働中のps2でテイルズオブジアビスをやっていた。やってること15年前と変わんねー!でも、そんなもん。大人になったらもうそんなに変わりませんわ。体力的な老いは感じるけど。でも一層適当に生きていこうと決心した本夏でした。

気になるなら買ってみるというのが最近の考え方。大体そんな高いものは買わないし1500円のゲーム買うのに悩む必要なし。それが糞だったり、いまいちだったとしてしょうがない。それはしょうがない。確認出来たからOK。

そんな感じで休日はブックオフへ行く。

今日は三連休の2日目の夜。一人旅で、地方都市のホテルの15階にいる。見晴らしは良い。

トオマスマンのトニオクレエゲルを読んでいる。読みながら、頭に入ってきたり来なかったり。

そこで何故かこう思った。

トオマスマンを読むということは、少なくとも書店で手に入る限りのトオマスマンの文庫本くらいは読まないといけないのではないかと。

一冊読んだくらいでその作家を読んだと言えるだろうか、いや言えない。

それはその作家と付き合ったとは言えない。よって評価もしてはいけない。少なくとも書店で手に入る限りの文庫本(単行本はえらい高かったりするので)は読まなくてはならないだろう。そんなマナーを科した。でも明日にはそんなマナーどうでも良くなっている気もする。

と、同時にアートペッパーというサックス奏者の演奏を聴いていたのだが、アートペッパーを聴くということは、少なくとも数件のレコード屋をハシゴして、手当たり次第ペッパーさんのレコードを買って、家で数日間じっくり聴いた上で、一言くらい言えるのであって、昨今のコンテンツの洪水の中で手当たり次第に丸バツをつけていくようなやり方は嫌いではないが、そんな事をしていてもいつまでも深みには達しない、つまり何もわからないという事になるのではないかと思うのです。

ホテルの部屋がエレベーターの前で、しょっちゅう人が行き来して、話し声がうるさいためにこんな事を考えてしまったのです

コロナ禍なげえ

いい加減長いわ、さすがに

最近急激に感染者が増えたわけですが、夏ということもあり酒我慢できなくなる人の気持ちは非常にわかります

居酒屋やカラオケでのストレス発散がないことで社会が全体的に陰湿化して、SNSで下らない揚げ足取り炎上して少しでもストレス発散みたいなよろしくない状況が続いております

まあ多かれ少なかれ病んでいるといえるのでは

そんな病んだ状況からは距離を取るのが一番良いわけでして、一人で公園でぼーっとするとかが良いんですが、生憎熱い。灼熱と湿気です。おまけにマスクです。痩せ細った80代お爺ちゃん体型の自分は本当に死の危険を感じる訳でして。

じゃあ室内にいるしか無いんですが、クーラーつけっぱなしの自部屋はなんだか体に変調を来たしそうな気配。ギリギリ踏み止まってる感じです。

愚痴が多くなってしまいましたが、ようやく今日ワクチンが打てるのでそれだけが前進かなと。ほんとにうざいですコロナ禍


日曜日。

天気は曇り。

昨日は少人数で花見をして、まあまあ酒も飲んだ。ここ一年飲み会がなかったので、もともと大して強くもないのにさらに酒に弱くなっている気がする

7時頃起きたが、そこからずっとソファに横になって本を読んでいた。

三島由紀夫の何か鼻につく小説を読み終え、河上徹太郎のエッセイを読んでいたら、中国にうまいものを食いにいく話が出てきた。あまり動いていなかった腹が動き出して、またなんとなく2日酔いの怠さから体が回復する兆しがして、焼きそばバゴーンを食べた。

結果、なんかまた腹はギュルギュル言って、いつ下すかもわからない不確定状態に陥り、天気もこのあと崩れるらしく、眠気も襲ってきて、結局またソファで本を読むしかない休日になりそうな気配の11時半