舞い降りた天皇 | 龍の毎週つまみ読み 書評

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一週一冊。ジャンルで多いのは、ビジネス、文芸、歴史、教養、社会、時々ミステリー。

読んだことのない本でも、"つまみ読み"した感じになります。

フレーズどんどん使ってください。

6月は今週から出張が続きます。

暑いところなので、体力が少し心配。


今日は一日温存。


今日の一冊。

舞い降りた天皇(上) 初代天皇「X」は、どこから来たのか (祥伝社文庫)/祥伝社
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加治さんの歴史小説は視点が変わっていて本当に興味深いです。


本書は、万世一系の天皇が古代どのようにして天皇になったのかを読み解くというもの。


倭国の資料しては日本書紀、古事記、チャイナは魏志倭人伝などを使い、神社や古墳そこにある埋葬物などの分析から導き出していきます。


天皇が半島から来たという事実は、ある程度周知の事実として語られていますが、本書ではそもそも半島の南の地域は倭国エリアとして存在していたとというところから物語が始まります。


邪馬台国として教えられてきた卑弥呼のいた国の名は、本当は邪馬壱国であったなど資料を基にしている説得力のある説を展開。


ただ、物語のクライマックスである最初の天皇(本書ではXとしている)の正体については、一定の説得力はあるものの、解釈による部分が大きすぎる感も否めません。


資料だけから読んでいっても、いまだに邪馬台国が北九州にあったのか機内にあったのかも決着をしていない以上、資料からの解釈はどうしても必要なところではありますが。


多くの点で納得できるものの、謎解きはまだ続くといったところでしょうか。


龍.

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