信長と将軍義昭 | 龍の毎週つまみ読み 書評

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読んだことのない本でも、"つまみ読み"した感じになります。

フレーズどんどん使ってください。

久しぶりの更新。

3週続けて出張でした。京都、ソウル、沖縄。


久しぶりの休み。


今日の一冊。

信長と将軍義昭 - 提携から追放、包囲網へ (中公新書)/中央公論新社
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信長が滅ぼした武将は数多くいます。


たしかに幕府を滅ぼしたのは信長ですが、義昭を将軍にしたもの信長。


両者の関係は、ほかの武将たちとの関係とは全く異質のものでした。


本書は、従来から言われている、義昭=信長の傀儡、という視点ではありません。足利将軍として、権威とそれなりの権力を保持していたことを裏付ける文書から、信長との関係を改めて考えています。


本書の中では、機内における将軍の権力はそれなりのものがあり、信長といえどもそれを無視することはできない状況であったと説明しています。そのため信長はあるときはなだめ、あるときは脅しなど、対応に苦労している様子が描かれています。


また、義昭の活動について、全国の武将たちに出した文書から、その時の彼自身の心理状況も推理するなど、読み物としてなかなか面白いです。


著者の谷口氏は、信長を中心とする著書が多いのですが、本書はその中でもユニークな視点から書かれているので、一読の価値はあります。


龍.




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