逆境経営 | 龍の毎週つまみ読み 書評

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一週一冊。ジャンルで多いのは、ビジネス、文芸、歴史、教養、社会、時々ミステリー。

読んだことのない本でも、"つまみ読み"した感じになります。

フレーズどんどん使ってください。

今年は例年より雪が少ない、と思っていたのに、結局は帳尻は合うものです。

この時期、業務が忙しいので、雪が多いと移動時間がかかりかなり不利な状況に。


今月、まだ休みがありません。


今日の一冊。

逆境経営―――山奥の地酒「獺祭」を世界に届ける逆転発想法/ダイヤモンド社
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カンブリア宮殿で取り上げられていたのを見て購入してみました。


桜井社長はいわゆる二代目。しかし、タイトルにあるように後を継いだときは、会社の経営がかなり傾いていたということです。そこからどう立て直していったかが書かれています。


「逆転発想法」と表紙に書かれていますが、マーケティングからいうと教科書的な手法で立て直しを図ったことが分かります。


まずは市場。

日本酒の市場は年々縮んでいることは周知の通り。しかも山口の小さな酒蔵で近隣地域で商売をしていたらいずれ破たんすることは明白。


次に商品。

一級二級の種別があった時代に、ニ級を主力とすると低価格競争に巻き込まれ、大手にかなうはずもありません。


そこで「獺祭」。


純米大吟醸を大消費地東京へ、という選択肢。


このこと自体は、自然な発想ですが、実際にやってみるのは様々な困難があったはず。本書ではその一部が書かれていますが、書かれている以上に苦しいことはあったはずです。経営ということろから考えると自然な発想でも、実際には様々な制約条件があるのです。


本書では前半部分で経営の歴史について書かれており、この部分がメインです。後半は日本酒を巡る桜井氏の思いが書かれています。経営について知りたいと思っていた読者からすると、後半部分は少々退屈かもしれません。ただ、日本酒の現状を知るというう意味では読んでみても損はない、というのが感想です。


龍.



知って得する税金の本: 賢く、上手に節税できる120の方法 (知的生きかた文庫)/三笠書房
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