無趣味のすすめ | 龍の毎週つまみ読み 書評

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一週一冊。ジャンルで多いのは、ビジネス、文芸、歴史、教養、社会、時々ミステリー。

読んだことのない本でも、"つまみ読み"した感じになります。

フレーズどんどん使ってください。

日曜日。


特にすることがない休みの日。


昨日は結局仕事してました。とほほ。


そんな私にぴったりの一冊。


無趣味のすすめ/村上龍
¥1,260
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ビジネスマン向けの箴言集。


タイトルのものも含め28のテーマについて、著者の考え方が紹介されています。


それぞれのテーマについて短い文章でまとめられていて、それでいて的を射ているものが多いです。共感できます。


「趣味の世界には、自分を脅かすものがない代わりに、人生を揺るがすような出会いも発見もない」

達成感は、リスクを伴った困難な「仕事」の中にしか見出すことができないということです。私もこのような考え方なのですが、趣味の中で達成感を得られる人を羨ましいと思う気持ちもあります。


「不況時には、好況時に増して、能力と知識、それにその人のビジネスネットワークがさらにミもフタもなく問われることになる。」

真の実力が問われるということです。投資のところでも著者が指摘しているように、どれだけ自分に投資しているかが、不況時にこそ問われるのです。


作家であるだけでなくビジネスにも精通している著者の記述は、「言葉の正確さ」を感じます。短い文書になればなるほど、正しい言葉を使わなければなりません。


訓練という面もありますが、集中して脳をフル回転させ考え、書き、削り、という作業をしているということです。


作家というと直観的に描いているイメージがありますが、真実は地道な作業の積み重ね。


どんな仕事も積み重ねが大切です。


龍.