世界金融崩壊七つの罪 | 龍の毎週つまみ読み 書評

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一週一冊。ジャンルで多いのは、ビジネス、文芸、歴史、教養、社会、時々ミステリー。

読んだことのない本でも、"つまみ読み"した感じになります。

フレーズどんどん使ってください。

なんだか4月は時間の進みが遅い。

時間があるせい?


それにしても、景気なんとかならないのでしょうか?


今日の一冊。

世界金融崩壊 七つの罪 (PHP新書 582) (PHP新書)/東谷 暁
¥735
Amazon.co.jp


本書は、アメリカ発の金融危機の本質を7つの視点から論じています。


本書の主題は、決して犯人探しではありません。


経済とは、お金とは、を考え直すきっかけを与えることに主眼を置いたものだと言えます。


本書の中でよく出てくる言葉に「強欲」と「傲慢」という二つがあります。


もっと多くのお金がほしいために、いろいろな金融の仕組みを考えより多くのお金を手に入れようとする人々。


お金は、いろいろな商品を購入するための権利であることから、「権力」を手に入れることができると信じてしまう人々。


「数学的に計算ができるリスクと、数学的には計算ができない不確実性・・・」

数学的に計算ができないはずの不確実性も計算できるとしたところに、人間の傲慢さが垣間見えます。


人間の心に潜む心理が、バブルを生みだしたのかもしれません。


この心理こそが、人間の原罪ともいえるのではないでしょうか。そのため、何度でも同じ過ちを繰り返してしまうのです。


ともあれ、学者ではない著者が書いた本書は、とても初心者向けです。


今、起こっている経済の様子がよく理解できます。


龍.