坂の上の雲2 | 龍の毎週つまみ読み 書評

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読んだことのない本でも、"つまみ読み"した感じになります。

フレーズどんどん使ってください。

今日は火曜日。

明日は休み。


午後から出張。

今日の一冊。
坂の上の雲〈2〉 (文春文庫)/司馬 遼太郎
¥670
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第二巻。


明治維新からたった二十数年で、日本は大きな戦争に突入します。


相手は「清」。


眠れる大国。


この一戦は、日本が西欧帝国主義の国々の仲間入りをするための入学試験みたいなものです。


本書では、秋山兄弟が陸軍、海軍で活躍します。とはいっても、日清戦争はその序章ですが。


兄の好古は、騎兵という当時ではその使用法が難しい部隊を、操っていきます。戦術眼がなければ、全く使い物にならないことがよく分かります。


この日清戦争の結末は、その後の日本の増長を招く大勝利となりました。ここから太平洋戦争の敗戦まで、つながっているような気がします。


さて、物語はもう一人の主人公である正岡子規の孤独な戦いにも焦点を当てていきます。


先陣を切ってその業界を変えていく人は、たいていの場合悲劇的な結末を迎えるものです。


子規の場合も、そんな予感が感じられる内容となっています。


龍.