ヒトラー最期の12日間 | 龍の毎週つまみ読み 書評

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一週一冊。ジャンルで多いのは、ビジネス、文芸、歴史、教養、社会、時々ミステリー。

読んだことのない本でも、"つまみ読み"した感じになります。

フレーズどんどん使ってください。

今年のゴールデンウィークは飛び石。


明日から長期休暇に入ります。


今日、あの人が死んだ日です。


ヒトラー 最期の12日間/ヨアヒム・フェスト
¥1,995
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1945年4月30日、ナチスドイツ総統、ヒトラーが地下要塞で自殺をしました。


それから7日後、ドイツは無条件降伏を受け入れます。


本書は、ヒトラーの死の前後の12日間をドキュメンタリーとして描いています。


本書の中で、人間ヒトラーの本性が浮かび上がってきます。


一言で言うと、常人には理解できないものの考え方と強烈な自己への愛情と他人への憎悪。


本書を読み進めていくと、自分が地下要塞の中で追い詰められていく気分になります。普通であれば、何日も耐えられないでしょう。


彼は1941年時点で、戦争に負けたことを理解していました。にもかかわらず、追い込まれていく中で戦いをやめようとはしなかったのです。


破滅志向。


自分の死とともにドイツ民族も世界からなくなることは、当然と考えている節があります。


極めつけは、自分の死体がソ連軍に渡らないことを最期の命令としていることろです。


究極の自己愛と激しい他人憎悪。


最後まで読んでも理解できませんでした。


龍.