女はなぜキャパクラ嬢になりたいのか? | 龍の毎週つまみ読み 書評

龍の毎週つまみ読み 書評

一週一冊。ジャンルで多いのは、ビジネス、文芸、歴史、教養、社会、時々ミステリー。

読んだことのない本でも、"つまみ読み"した感じになります。

フレーズどんどん使ってください。

今日は業界団体の新年会があります。


先週まで忘年会だったのに、早速の飲み会突入。


新年会の後二次会どこ行こうかな?


そんな今日の一冊。


女はなぜキャバクラ嬢になりたいのか? (光文社新書)/三浦展
¥777
Amazon.co.jp

ベストセラー「下流社会」の著者が、キャパクラ嬢を通して現代日本社会を解説した本。


本書は全国規模の調査と50名のインタビューの結果を踏まえて、どういった女性がキャパ嬢になるのかを研究したものです。


新聞紙上などでも既に取り上げられていますが、若い女性の将来就きたい職業の12位という結果が出ています。いまやキャパ嬢は人気職種です。


本書で紹介されているのは、一部の例外はあるにしても・・・


家の経済状態が悪く

離婚家庭が多く

学歴は低く

非正社員が多く

生活レベルは「下」が多い


いわゆる「下流社会」を象徴するような人が多いです。


巻末にインタビューの記録が掲載されていまずか、読んでいて社会のゆがみを感じます。


「お金」と「夢」。


これは本来別のものであるはずなのに、幸せが「お金」そのものになっている気がします。将来のビジョンが見えない。考えられない。


研究書としてはきちんと分析されていますが、どこか外部から見ている記述のみであるところか気になりました。


著者はキャパクラのお客としては、あまり行っていないような気がしますが・・・


巻末にキャパクラ用語集がついていました。一番印象に残ったのは・・・


「同伴出勤」・・・「(中略)・・・客にとっては半強制的に店に連れて行かれ、しかも店にまでお金を払わされる不条理なシステム。」・・・笑えませんしょぼん


龍.